Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

December 2009

師走

12月はカナダでも「師走」でやはり忙しく、もうあと1週間でクリスマス!
カナダにいる皆さんはもうクリスマスの準備、できましたか?

トロントは雪こそ降っていないものの、ようやく冬らしい寒さになって来ました。
仕事も忙しくなり、痛む体を週1のカイロで調整しながら働いています。
でも今年はようやく他の同僚がスキャンの手伝いをしてくれることになったので、ずいぶん楽になりました。

さて昨日は毎年恒例の会社のクリスマス・ランチでした。
いつもは会社近くのレストランに繰り出すのですが、やはり不況のせいか今年は社内でピザランチ、ということに。
でもここにビールが入ってくるところがやはりカナダ!

最近は家で飲むのはもっぱらワインでビールは本当に飲まなくなったけれど、せっかくのこの機会ということで私も飲みました。
2時間くらい食べて、飲んで、喋って楽しかった~。

でも、そのまま帰ることはできないので、その後仕事へ復帰。
やる気をなくした同僚何人かは会社の一番奥の部屋でまだ余ったビールを飲んでゲームしてたよ・・・
別に彼らが仕事するしないは私には関係ないけれども、すぐ後ろの部屋で騒いでいたのにはうんざり。
こっちは仕事しているので、静かにしてほしいわ・・・

他にも産休の続きで1ヶ月間はおうちで仕事している同僚もこの日だけはしっかりランチの時間のみ出社。
でもそれまで仕事するでもなくほかの人とおしゃべり。もともとまじめに仕事をする人ではないのだけれどね。

と、まあこういうのはうちの会社ではいつものことで、もう慣れっこになっている私としては怒る気もないんですが、
とりあえず人の迷惑にならないように静かにできないものかしらね。

副社長はこれまた毎年恒例年末はフロリダに行くってことで、来週からは監督する人もいないので更にみんなさぼるんだろうな、というのが目に見えて怖いわ~。

これが自分に何の災難も降りかかってこないのならばいいのだけれど、そうではく、この不真面目ちゃんたちが下準備をしてくれないと私の仕事も始められない、というものなので、今から憂鬱。

そんでもってもちろんクリスマスの家族の集まりもあるしね・・・
ものすごく忙しくって、とにかく休みたい、ってときに限って家族の集まりがあるというのはどういうことだろう??

で、今日はデイブはその家族関係の雑用でお出かけ中なので一人でのんびりしています。
いろいろ日記に更新したいこともたっくさんあるんだけれど、最近頭痛がひどく、長くコンピューターを使っているとつらいのでこのくらいで。
クリスマスのお休み中にまた更新したいと思います。

UP! : Movie

ちょっと前に借りてみた映画を忘れないうちに紹介しておきましょう!

日本では「カールじいさんの空飛ぶ家」という題名で今公開中なのかな??

Up1
http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/index2.html

デイブが気になって借りてきたのですが、思っていたより全然よかった!

最近はウォーリーとかもそうだったけれど、アニメだからといって子供向けのかわいいだけ、というのではなく、きちんと中身があってなかなか考えさせられる作品が多いね。

下手すると、大人向けの作品よりずっと内容も濃くて、よかったりするし。

 

large_up-movie

これも詳しいストーリーは紹介しませんが、頑固じいの冒険がおかしくもちょっと悲しく、でもみんなに共通するメッセージがあるような気がするよね。

 

どうしても手放せない、と思っているものがあるけれど、実はそういう「もの」に執着しすぎて、大切なことが見えなくなることってきっと誰にでもあることだと思う。

up2

 

おじいさんもいい味出しているし、おじいさんと一緒に旅することになった男の子がかわいかった!

アニメなのに、とっても表情豊かで、「いるよね~、こういうこ!」と思ってしまった!

アニメだし、どうせ子供向けでしょ、と思っている人にこそ、ぜひ見てほしい一本です。

up_the_movie_dog

 

The Hotel Cafe Presents Winter Songs : Music

気が付けば12月も中旬。あっという間に2009年も終わりに近づいています。

毎年必ず一枚はクリスマス・アルバムを手に入れているんですが、今年はなんだか忙しくてここ数日前まですっかり忘れていました。

でも最近はネットで視聴も出来て、購入までできるから便利ですよね~。

そういうわけで、今年発売されたものではない何枚かのクリスマス・アルバムを入手しましたが、まずはその中でも一番気に入った一枚を紹介。

 

The Hotel Cafe Presents Winter Songs


The Hotel Cafe Presents: Winter Songs
The Hotel Cafe Presents: Winter Songs
タワーレコード @TOWER.JP


http://www.hotelcafe.com/wintersongs/

The Hotel Cafeというのはハリウッドにあるライブハウスで、もともとは二人のスクリーンライターがコーヒーショップとしてオープンしたのだけれど、

多くの若手シンガー(特に女性シンガーソングライターたち)たちをサポートしたことで注目され、今はレコードレーベルも出すほどの人気ぶり。

そのホテル・カフェから代表的な女性シンガーたちのオリジナルやクラシックのクリスマス・ソングを集めたのがこのアルバム。

2008年に発売されたものです。

収録曲は以下。

Sara Bareilles and Ingrid Michaelson – “Winter Song”
Brandi Carlile – “The Heartache Can Wait”
Lenka – “All My Bells Are Ringing”
KT Tunstall – “Sleigh Ride”
Alice Smith – “Silver Bells”
Nicole Atkins – “Blue Christmas”
Fiona Apple – “Frosty The Snowman”
Meiko – “Maybe Next Year (X-Mas Song)”
Holly Conlan – “I’ll Be Home For Christmas”
Katy Perry – “White Christmas”
Colbie Caillat – “Mistletoe”
Priscilla Ahn – “Silent Night”
Kate Havnevik – “Winter Wonderland”
Catherine Feeny – “Christmas Song”
Hotel Café Medley – Auld Lang Syne (Charity Medley)

なかなかの顔ぶれですね~。

私も半分くらいしか参加アーティストは知らなかったんですが、どれもかなりいい出来栄え。

全体的にはやはりポップですが、普通クリスマス・アルバムはどうしても知っている曲が多いせいか飽きることがあるけれど、

これはアーティストそれぞれが工夫を凝らして編曲しているので、聴いていて実に楽しい!

個人的には一番最初のSara Bareilles とIngrid Michaelson の“Winter Song”が気に入りました。

クリスマス・ソングを歌うことは想像もしなかったKT Tunstall やFiona Apple (ちょっと懐かしいな~)、Alice Smithなんかも参加していて、そういう彼女たちの歌を聴くのも面白かったです。

まだ知らなかったアーティストもここからまた聴き広げていきたいと思います!

 

 

もうひとつおまけにMeikoの“Maybe Next Year (X-Mas Song)”を。これもなかなかかっこよくてきにいりました。

 

しあわせのかおり : Movie

最近、ふとしたことから気になっているのが、女優・中谷美紀さん。

何かのインタビューかを読んで、とてもきれいな言葉使いで話していたのが印象的で、それからいろいろインタビューを読んでみたり、
彼女のエッセイなんかも読んでいるんですが、そんな彼女の出演作「しあわせのかおり」を観た。

siawasenokaori


http://www.shiawase-kaoru.jp/


金沢で中国料理店を営む中国人の王(ワン)さん。夫を亡くし、幼い子供を抱え、デパートに王さんの料理を出店させようと勧誘する貴子さん。
そんな彼女が王さんに料理を習うことに・・・

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静かな静かな、心温まる作品です。

せりふは少ないのだけれど、それがまったく気にならない。
のどかな金沢の風景もよかった。

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中谷美紀さんの出ている作品ってそういえばほとんど観たことがなかったけれど、不思議な雰囲気を持った女優さんですね。

でもよかったのは王さん役の藤竜也さん。
中国人が話す日本語というむずかしい演技もとっても自然だった!これは彼の映画といったほうがいいかな~。

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農家の青年役の男の子もすごく自然な演技でよかった。

ちなみに中谷さんも藤さんも3・4ヶ月かけてお料理の特訓を受けて、作中、実際料理を作ったそうです。

どれもほんとうにおいしそうです。
でも、お料理だけでなく、静かに心を通わせていく人間ドラマがよかった。

中国からやってきた王さん。思うように体が動かなくなり、家族もいないそのさびしさ。
夫を亡くし、精神的な弱さのせいで子供を夫の両親に預けなければならなくなった貴子さん。

siawase2


印象的だったのが貴子さんの社会福祉士のような方が王さんのもとを訪れて「簡単に料理人になるなんていって、だめだったらあきらめろっていってやってください」みたいなことを王さんに言うんだけれど、それに対して王さんが言った言葉。
「一生懸命に生きようとしているあの子に、何を言うんですか!」

じーんときた。

最近北米映画は商業主義丸見えのアクションやらCGやらスーパーヒーローものばかりで、ちょっと辟易していたのだけれど、邦画はこういう静かな、でもちゃんとメッセージのある素敵な作品があるね。

実は最近仕事も忙しくなって、週末もかなり忙しく、この作品を観る前もかなり疲れていたのだけれど、観終わってすがすがしい気持ちになって、疲れが吹き飛んだ感じがしました。

久々にそういう映画に出会えたな。明日からの仕事も憂鬱ではあるんだけれど、でもなんか「頑張ろう!」と思わせてくれる作品でした。おすすめです。

Up in the Air : Movie

Up in the Air (http://www.theupintheairmovie.com/)というジョージ・クルーニー主演の映画を観てきた。

up_in_the_air_poster


「Juno」や「Thank you for smoking」などを手がけたJason Reitman監督作。

日本では来年3月に公開だそうです。

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ジョージ演じるライアンは全米を飛び回って、さまざまな会社の重役の代わりに人々に解雇の通知をするという仕事をしているというところがまずすごい。

1年のほとんどを飛行機で飛び回り、ヒルトン・ホテルなどで過ごす彼にとっては空港こそがHomeであり、一人気ままに暮らしているのですが、そんな彼が 自分と同じように全米を飛び回っている女性アレックスとの出会い、若い新人ナタリーを連れまわって仕事をし、姪っ子の結婚式も近づくうちに、彼の心境に変化が・・・



最近はあまり見かけなくなったダイアログ中心のドラマです。
でもシリアスな感じはなく、この監督らしいユーモアがちりばめられていておもしろかった。

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ジョージ・クルーニーはいかにも彼らしい役で、ちょっと「Michael Clayton」のキャラクターにも似通った感じもありましたが・・・

どんな役をやっても「ジョージ・クルーニー」という存在をがっちり残しているのに、それぞれしっくり役にも溶け込んでいるあたりはうまいな~、と思います。

個人的にはそんなに好きな役者さんではないんですが、おんなじような役をやっているのに、飽きさせないところも、才能なんでしょうね。

Up-in-the-Air1


他の共演者もみんな結構しっかりしたキャラクターだけれど、いいバランスで構成されていたと思う。


ジョージの今回のロマンスのお相手役を務めたのがVera Farmigaさんという女優さん↓ きれいな人ですね。

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生意気な新人役にはAnna Kendrick↓ 意志の強そうな役がぴったりでした。

UpintheAir_AnnaKendrick



この監督はいつもいろんな社会現象を取り組んだ作品を作っていますね。私は「Juno」はあまりいいとは思わなかったけれど、これはよかった!

またジョージの結婚しない男、の映画か、と思ったら、いろんな人間関係のドラマが繰り広げられていて面白かったです。

お気に入りのパン

トロントもようやく冬らしい寒さになって来ましたが、まだ雪になっていないこの週末。
今日(日曜日)も日光が出ていて、トロントの冬としてはいい天気だったので久しぶりにトロントのグリークタウン、Danforthまで行ってきました。

散歩がてら、うちらの甥っ子へのクリスマス・ギフトを買いにてくてく歩いて行ったら、暖かい格好で出かけたのに、やはり歩きすぎたのか、この時期になると痛む腰(というか尾てい骨)に負担をかけてしまったらしい・・・

それでもやっぱり散歩するのは気持ちいいね~。これからトロントはずっと雪まみれになると思うので、しばらくはこんな風に颯爽とお散歩、って言うのはお預けになるので・・・

さて、話は変わって、ずっと日本滞在記やら、音楽の話やらでカナダの暮らしの話をあまりしていなかった感じがするので、今回はカナダのパンの話!

最近の私のお気に入りのパンがこれ。

ralphsbread


Ralph's Whole Wheat Breadです。
オンタリオ州、トロント郊外のローカルなベーカリー(オフィシャルHPもないので、そうと思われる)のパンです。

普通のスーパーで買っているんですが、いわゆる大きなブランドの食パンは日持ちはするけれど、すぐぱさぱさになったり、サンドイッチにすると、水分を含んでべちゃべちゃになったり、トーストにするとカリカリしすぎだったりといまいち。
でもこれは触った感じは固めで乾いてるみたいなんですが、食べてみるとそんなことはなくて、ちょうどいいやわらかさ。
それでいてサンドイッチにしてもべちゃべちゃにならない!
しかも味もしっかりしていて、お値段の割にはおいしくて気に入っています。

でもどこのスーパーでも買える、というわけではないのが難点ですが・・・


こっちでは日本のような「何枚切り」という表示もないし、基本的に食パン一枚のサイズも厚みも小さく薄め。
日本で言う「食パン」みたいな耳のついたものというのはあまり見かけません。
こっちのは表面も薄めの皮っぽい耳で食べやすいですよ。
そしてやはりパン食の文化のせいか、一袋が長い。30センチくらいあると思ってもらうといいかと思います。

最近は日本でもライ麦とかホール・ウィートなどのいろんな種類の食パンがスーパーで買えるのでしょうか??
こっちでは本当にいろんな種類のパンがあって、小麦以外でできたパンとかもあるし、結構食べ比べするのも面白いですよ。

でも日本の食パンはふんわりしていておいしいよね~。こんなにパン文化なのに、日本のような菓子パンというものがあまり人気でないのが不思議だわ。

みなさんの「いつもの食パン」はなんですか?またはお気に入りは?ぜひぜひ教えてください。


★おまけ写真の「Jones Soda」。

jonessoda


ここのソーダはおいしく、ボトルのラベルがいろんな種類があって、いつも変化しているので楽しい。
しかもボトルキャップをあけるとキャップの裏にいろんな名言とかが印刷されているというおちゃめさも◎。
デイブのお気に入りだけれど、最近スーパーでは見かけず、スターバックスとかで高値で売られているだけなのが残念。

オフィシャルHP→http://www.jonessoda.com/ では「カスタムラベルで注文もできる!」ですって!

mink 「Shalom」 : Music

mink   「Shalom」
 
前からずっと気になってたんです、彼女。
視聴は彼女がデビューした当時くらいにした気がするんですが・・・
今回日本帰国したときにようやくCD購入しました。
 
彼女、歌うまいですね~。
ハスキーな感じなのに、とても上品に聴こえるから面白い。
 
彼女は韓国の方なんですってね~。この間紹介したPushimさんもそうだけれど、今回の帰国で買ったCDの2枚が韓国の方のというのもなんだかびっくり。
日本語、韓国語、英語と3ヶ国語に堪能という彼女、英語もとてもきれいな発音です。
 
音楽も聴きやすいですね~。
私が気に入ったのは「Innocent Blue ~地果て海尽きるまで~」と「Moonburn (original)」かな。特に「Moonburn」はバラッド系の多い彼女の曲の中でちょっと違う感じでかっこいいです。
 
どの曲も非常にいい出来なんですが、この2曲はセンスのよさを感じさせます。
 
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