Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

May 2009

Sophie Zelmani : Music

Sophie Zelmani
http://www.sophie-zelmani.com/

934af96e.jpg


「A Decade of Dreams 1995-2005」 
 
スウェーデンのシンガーソングライターの彼女のことは95年のデビュー・アルバム「Sophie Zelmani」で知って、当時はかなり聞き込んだんですが、
そのCDも手放してしまい、今ごろになって彼女のささやくようなあの声が聞きたくなって入手したのがこのアルバム。

1995-2005: A Decade of Dreams



でも、デビューアルバム(下参照)からは「Always You」たったの1曲(しかもオリジナルではなくTen Years Laterヴァージョン)のみの収録。

Sophie Zelmani


日本では下のアルバムジャケットで発売されていました↓

55a68b81.jpg


このデビュー・アルバムではもう少しサウンドに彩りがあって、いくつか好きな曲があったんだけど・・・

このベストアルバムは20曲近くの収録曲があって、長いです。しかもどの曲もかなり静かで落ち着いているので、アルバム通して聞きつづけるのはちょっと厳しいかも・・・

9e23d275.jpg






彼女のセカンドアルバム「Precious Burden」(98年発売)も確か持っていて、その頃から今にいたるようなものすごいシンプルで暗い感じ(ごめん)に変わっていって(デビューアルバムももちろんそういう感じだったんだけれど)それ以後はチェックしていなかったんです。

YouTubeでデビューアルバム「Sophie Zelmani」の曲のほとんどがアップされていて、嬉しかった!
久しぶりに聞いてもやっぱりいいなあ?。このアルバムのほうがずっとポップで力強さもあって、彼女の歌詞のメッセージもうまく浮き上がらせているように感じます。



でも彼女は多分売りを狙って音で飾るよりも、彼女のやりたい超シンプルアレンジで歌い続けているんだね。静かな歌声の奥に彼女のそんな芯の強さが伺われます。

dd73e59a.jpg


彼女はスウェーデン出身なのに歌はすべて英語。でも北米ではほとんど知られていないんじゃないかなあ?
日本でデビューしたときはちょうど北欧ポップのブームだったし、だからアジアとヨーロッパでのほうが知られているみたいね。
日本では今でも彼女、注目されているのかしら??

Precious Burden



ローカルワイナリー巡り : Willow Springs Winery

ちょっと前の週末の話になりますが、またまたオンタリオのローカルワイナリーに行ってきました。
ここは実はデイブがよくバッティングをしに行くところのルートにあって、前からその存在は知っていたんだけれど、この日になってはじめて足を運んでみました。

Willow Springs Winery
http://www.willowspringswinery.ca/

Stouffvilleというトロントから北東の街にあります。Markhamに近いです。

ちょっと奥まった道にあるワイナリーですが、店内はずいぶん洗練されていて、お店だけでなくちょっとしたパーティーみたいなのが出来るラウンジもあるみたいです。

カウンターにいたお兄さんもフレンドリーでよかった。

店内にはワインだけでなく、陶芸とかちょっとしたデリ・フードなんかも売っていました。

101b6a37.jpg


うちらはこのロゼを選んでみました。

それほど独特の味があるわけではないですが、ドライですっきり。結構酸味があります。

ここはローカルワイナリーでは珍しくアイスワインも作っているようです。

トロント付近はようやく天気もよくなり、緑が目にまぶしい季節。これからがワイナリー巡りにはうってつけです。

疲れた体と心をリフレッシュ!?

今週は休憩がまったく取れないほどの忙しさでした。
この不況時代、忙しいということは嬉しいことです。
新しいプロジェクトがいくつか舞い込んできていて、どれもある意味「New Challenge」なので、わくわくする部分もあれば、やはり慣れない分疲れもします。
プラスいつもの季節柄のプロジェクトも始まって、私はこれから当分忙しくなりそうです。

で、週末。かなり疲れがたまっていて、週末はリフレッシュしたいなあ?、と思っていたのですが、デイブの誕生日が5月6日だったので、そのお祝いで昨日、土曜日は弟のお嫁さんのコンドでささやかな集まりをしました。

このカップルとはどうもうちら家族はどこかちぐはぐなところがあって、しかもみんなが慣れていない彼女のコンドはやはり居心地が悪く、またどーんと疲れが倍増。帰りの車の中でもママも妹も「ようやく終わった」という感じでした・・・

弟のお嫁さんは今妊娠中なので、する話となれば妊娠の話。
別に私は今すぐ子供がほしいとは思っていないけれど、どうも彼女が、私がママと分かち合えないものを持っている、と主張しているようで、こういうのに対応するのも疲れた。
私はママに気に入られようとかいう気は全然なくて、運良くとても気が合うし、そういうところが彼女には気に食わないのかもしれないけれど、でも、そういう変な競争意識は迷惑だな・・・

それで今日日曜はデイブが木曜日に公開されたばかりの映画「スター・トレック」を見に行きたいというので、この映画にまったく興味のない私はおうちでお留守番。
天気もいいし、また近所のDanforthまで歩いてお買い物にでも行こうかな?、と思うも、やはりこの一週間の疲れがどっと出て、しかも天気はいいけれど、気温が低くてちょっと寒い(10度くらい)ので、おとなしくおうちでゆっくりすることにしました。

とはいっても兼業主婦の悲しさ、結局じっとしていられずに掃除機かけたり、お洗濯したりしていたんですが。

今日は母の日ということで、昨日デイブと弟の誕生日と一緒にママにもギフトを持っていったんですが、そのギフトショッピングでよったお花屋さんで自分にも白い百合を買ってきました。

91bed744.jpg


日本では「カサブランカ」として知られているこの大輪の百合、私はバラなんかよりずっとこの花のほうが大好きです。
日本でお花屋さんで働いていたときもこの花をよく花束に使っていました。

清楚な白なんだけれど、とってもBoldで強さを感じさせるそのたたずまい。たった2本だけでも十分なボリューム。今うちには百合の素敵な香りが漂っています。

おうちに花があるだけで気持ちがとってもリフレッシュされるから不思議です。

db5e7756.jpg


ちなみに写真でも見られるこのオレンジのおしべを花開いてから取り除くと、花が長持ちします。
このおしべ、肌や服につくとなかなか落ちないので要注意。取り除くときもティッシュなどを使うといいです。
素手で取るときも、乾いた手で取って、すぐに水で洗い流すより、ティッシュなどで花粉を落としてから洗うほうが色が落ちやすいです。

トロントもようやく新緑が芽生えてきて、たった一日で木々の緑がぐんぐん伸びていてびっくりします。

昨日は晴れたと思ったらいきなりばあっと雨が降ったり、雷も落ちたり、という天気で、家族の集まりから帰ってきてうちのベランダから外を眺めたら、お隣のアパートメント・ビルディングの裏の木がくだけ折られていました。
雷でも落ちらのかしら??思わず写真にとってしまいました。誰も怪我していなければいいけれど・・・

55588e59.jpg


長くなりました。本当はまだまだローカルワインの紹介や最近聴いた音楽の話などたくさん書くことはあるのですが、それはまたあとで。
日本はもうGWも終わったころでしょうか?皆さんのお休みはいかがでしたか?

忌野清志郎=Soul Man

忌野清志郎さん。

edf757a9.jpg


小さいころ、兄がRCサクセションが好きだったので、よく私の耳にも届いていた彼の声。
当時は小さすぎて、彼の歌っていることの意味もわからなかった。「へんな人」という印象のほうが強かった。

大人になって、兄のCDコレクションから失敬してきたRCの2枚組ベストアルバムを聴き返して、彼のSoulにしびれました。

彼はまさにJapanese Soul Manなんだね。

彼の歌うメッセージは時に暖かく、辛らつで、でもいつもどこか切なくて・・・

d1103668.jpg


RCの名曲と言うと「雨上がりの夜空に」や「スローバラード」なんだろうけれど、私がすきなのはやるせない、でもこころにじーんとくる「いい事ばかりはありゃしない」。




「よォーこそ」も大好き。



彼が亡くなったと聞いて、心の中にぽっかりが穴が開いたような気持ちです。

素敵なメッセージをありがとう。愛してるぜ!!

名曲集

ローカルワイナリー巡り : Ocala Winery

5月に入って、トロントもようやく新緑が芽吹きはじめ、気持ちのいい季節になってきました!
長い灰色の冬のあとの緑と太陽、青い空は本当にまぶしく感じられます。

先々週くらいは仕事があまり忙しくなかったのですが、先週からまたさまざまなプロジェクトが舞い込んできて、また忙しくなってきました。
週末も天気がいいので外に出て長い散歩をしたり、ちょっと郊外までドライブしたりしています。

で、またオンタリオ・ローカルワイナリー巡り。

今回はトロントの北西、Lake Scugogに近いPort PerryにあるOcala Wineryへ。

http://www.ocalawinery.com/

ここはワイナリーとしては1995年にオープンしたということですが、農場としては100年もの歴史があるというところ。
現在ワイナリーのストアとして使われている建物も昔は家畜小屋として使われていたものを改築したもので、
ワイナリーのお姉さんも飾られている写真を見せて、その歴史を説明してくれました。

ワイナリーはまさに農場地域の真ん中にぽつんと存在している、といった感じで、周りには何もないし、ハイウェイからも遠いので、ちょっと辺鄙なところですが・・・

肝心のワインですが、うちらはデイブセレクトのフルーツワイン(デザートワインといったほうがいいかな)のBlack Current Wineと
私セレクトのMuscat(白ワイン)の2本を購入。

86af8d5a.jpg


びっくりしたのはBlack Current Wineが思ったよりもずっとドライだったこと。
普通フルーツワインだとかなり甘いですが、ここのはすっきり、かなりドライ。個人的には甘すぎるフルーツワインよりこういうドライなものの方が好きなので、
これは楽しめました。

b27ba713.jpg


もう一本のマスカットもドライでした。

どちらもまずくはないのですが、あまり印象的な味がなかったかな??
その前に行ったArchibaldのワインがとてもおいしかったので、それと比べるとちょっとインパクトに欠ける感じでした。

でもここはキウイやルバーブのワインなんかもあったりしてユニーク!
どれも大体11ドルくらいです。

この周辺は農村地帯が続いていて、のどかで、景色もよかったです↓

bf5f5a20.jpg



トロントにお住まいの皆さんも車があれば、2時間弱でいけるので、半日小旅行気分で訪れるのもいいかも。

実はここには先週末に行って、また今週末ももうひとつローカルワイナリーに行ってきたので、そのワインもまたあとで紹介します。

David Jordan : Music

David Jordan 「Set The Mood」 2007年発売

http://www.davidjordanmusic.co.uk/

Set the Mood


UK出身の彼、まだ若い(確かこのアルバムを出したときは21歳くらい)んですが、ムム、彼、すごいね。

サウンドとしてはR&Bというよりはポップス寄り?な感じ。とにかくキャッチーでインパクトのあるメロディーで攻めるあたり、かなりのチャレンジャーのようです。

820eecce.jpg


彼はPrinceのファンだそうですが、それもうなずけるねえ?。
でも私が彼の曲を聞いて思い出したのはマイケル・ジャクソンかな?
R&Bとポップスの融合と言う感じではSealっぽさも漂わせているね。

全体的にはラブソングが多いですが、社会的なメッセージの曲もあって、特にアルバムのはじめの2曲はなかなかいい歌詞です。

シングルにもなった「Sun Goes Down」、かなりインパクトあり。でも私にはちょっと音がやりすぎに聞こえますが・・・




アルバムタイトルでもある「Set The Mood」はメロウでキャッチーなメロディ。
「Place In My Heart」もかなりポップですが、歌詞を聴くと、ずいぶん社会的に辛らつです。



北米ではあまり注目されていないのかしら、彼?日本では知られているのかな??

c9854a13.jpg


まだ若いので、これから先の活躍も楽しみなアーティストです。
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

hana

Clock

Toronto

最新コメント
Message
Instagram
Instagram
free counters
  • ライブドアブログ