週末、また歴史的建築物を訪問してまいりました。今回はトロント、ハイパークにあるColborne Lodgeに行ってきました。
http://www.toronto.ca/culture/museums/colborne-lodge.htm
ここは設計家、建築家、そしてアーティストでもあったJohn Howard(1803-1890)と妻Jemimaが1837年に建てたもの。
もともとはシープファームのために土地を買い、いわゆるカントリーハウスとして建てたようです。
二人の間には子供がいなかったので、1873年に市に土地を譲ります。
それが今ハイ・パークと呼ばれているのです。
彼らがこの広大な土地を市に譲り、人々が自然を楽しめるような場所にしてほしい、と申し出たとき、市からは笑われたそうです。
というのは当時はまだトロント(当時はヨーク)は大して開けておらず、どこもハイパークのような田舎であって、そんな場所は特に必要ない、と思われていたからとか。
でも彼は実に影響力のあった人物らしく、市を説き伏せたとか。そのときの条件が、この地域をハイパークと呼ぶこと、アルコールの販売を禁止すること、
彼らが生きている間は一本も木を切ってはならない、といったものだったとか。最後の条件以外は今でも続いていますね。
私たちは彼らやこのおうちにたいする知識がほとんどない常態で行ったのだけれど、ここはどうやらいわゆる心霊スポットとしても知られているようです。
うちらが訪れたときもそういうのに興味がある、という人がツアーに加わっていました。
ツアーのかわいいお姉さんの話によると、青い服を着た女性がよく目撃されているそうで、数年前、訪問した家族を忙しかったスタッフに代わってツアーを行い、誰も知らなかったようなこの家のストーリーを聞かせてくれたとか。
というのも2階は妻が病身になり、(たぶん乳癌と思われる)その痛みに対してアヘンが与えられていたので、どうやら精神に異常をきたしたようで、
半監禁状態でその2階の部屋で過ごしたとか。
これはそんな話を聞いていたからで、気のせいかもしれないけれど、実際、2階にいてやけに暑く感じて、ちょっと喉元が苦しいような感じになったり、
その部屋を覗くと、他の部屋より温度が低く感じて、かなり不気味な感じでした。
そんな心霊話はここ↓でも読めます。英語ですが・・・
http://www.torontoghosts.org/index.php?/2008081598/The-Former-City-Of-Toronto-Public-Buildings/Colborne-Lodge-High-Park.html
他にもなんと犬のゴーストの目撃談までありました。いやはや・・・
個人的にはそのお化け話よりも、妻が病気で臥せっていたとき、彼女に知られないように監禁していたという話が印象的でした。
いわゆる病室になっているその部屋のドアは開け放しておいてあるのですが、廊下から他の部屋や階段に続くところにもうひとつのドアがあって、天井に近いほうは空気の通り道として開けてはあるものの、そのドアを閉めて、彼女が外に出られないようにしていたというのが悲しかったです。
彼女も監禁されているということをそのせいで知らなかったらしい。
彼女の部屋にかかっていた、彼女が描いたという絵も物悲しい感じでした・・・
ここでツアーをしているスタッフのお姉さんはとても陽気に話していたけれども、やはりなんだか寂しい感じのつきまとう建物だったな・・・
カメラを持っていくのを忘れてしまったので写真はありません・・・あしからず。
http://www.toronto.ca/culture/museums/colborne-lodge.htm
ここは設計家、建築家、そしてアーティストでもあったJohn Howard(1803-1890)と妻Jemimaが1837年に建てたもの。
もともとはシープファームのために土地を買い、いわゆるカントリーハウスとして建てたようです。
二人の間には子供がいなかったので、1873年に市に土地を譲ります。
それが今ハイ・パークと呼ばれているのです。
彼らがこの広大な土地を市に譲り、人々が自然を楽しめるような場所にしてほしい、と申し出たとき、市からは笑われたそうです。
というのは当時はまだトロント(当時はヨーク)は大して開けておらず、どこもハイパークのような田舎であって、そんな場所は特に必要ない、と思われていたからとか。
でも彼は実に影響力のあった人物らしく、市を説き伏せたとか。そのときの条件が、この地域をハイパークと呼ぶこと、アルコールの販売を禁止すること、
彼らが生きている間は一本も木を切ってはならない、といったものだったとか。最後の条件以外は今でも続いていますね。
私たちは彼らやこのおうちにたいする知識がほとんどない常態で行ったのだけれど、ここはどうやらいわゆる心霊スポットとしても知られているようです。
うちらが訪れたときもそういうのに興味がある、という人がツアーに加わっていました。
ツアーのかわいいお姉さんの話によると、青い服を着た女性がよく目撃されているそうで、数年前、訪問した家族を忙しかったスタッフに代わってツアーを行い、誰も知らなかったようなこの家のストーリーを聞かせてくれたとか。
というのも2階は妻が病身になり、(たぶん乳癌と思われる)その痛みに対してアヘンが与えられていたので、どうやら精神に異常をきたしたようで、
半監禁状態でその2階の部屋で過ごしたとか。
これはそんな話を聞いていたからで、気のせいかもしれないけれど、実際、2階にいてやけに暑く感じて、ちょっと喉元が苦しいような感じになったり、
その部屋を覗くと、他の部屋より温度が低く感じて、かなり不気味な感じでした。
そんな心霊話はここ↓でも読めます。英語ですが・・・
http://www.torontoghosts.org/index.php?/2008081598/The-Former-City-Of-Toronto-Public-Buildings/Colborne-Lodge-High-Park.html
他にもなんと犬のゴーストの目撃談までありました。いやはや・・・
個人的にはそのお化け話よりも、妻が病気で臥せっていたとき、彼女に知られないように監禁していたという話が印象的でした。
いわゆる病室になっているその部屋のドアは開け放しておいてあるのですが、廊下から他の部屋や階段に続くところにもうひとつのドアがあって、天井に近いほうは空気の通り道として開けてはあるものの、そのドアを閉めて、彼女が外に出られないようにしていたというのが悲しかったです。
彼女も監禁されているということをそのせいで知らなかったらしい。
彼女の部屋にかかっていた、彼女が描いたという絵も物悲しい感じでした・・・
ここでツアーをしているスタッフのお姉さんはとても陽気に話していたけれども、やはりなんだか寂しい感じのつきまとう建物だったな・・・
カメラを持っていくのを忘れてしまったので写真はありません・・・あしからず。