Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

October 2007

APPLE PICKING!

今日はかなり前から計画しつつも延期になっていたapple picking、りんご狩りに行ってきたよ?。

あいにく天気は曇りがちだったんですが、とりあえず雨には降られなかったしよかった、よかった。

トロント郊外MILTONというところにある小さなFarmで、うちらが行ったときは他に誰も来ていないほどでしたが、帰るときに何人かお客さんが来ていたし、ハイウェイにも名前が表示されてるから、それなりに知られたところなのかな??
見た感じは寂れてる感じだったけど、まあ、どこもそんな感じかも。

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受付にいたお兄ちゃん(というかおじちゃん)もいい人だったし、誰もいないのでのんびり好きなところでりんごをピッキング。

もう結構実が落ちていたけれど、まだまだいい状態の実もたくさんあったし、袋いっぱいにつめてきました。

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黄色いのと赤いの両方があったけど、デイブは黄色いほうが好きだというので、主に黄色いので赤いのはちょっとだけ。

そのあともうすぐハロウィーンということでパンプキンも売っていたので買ってきました。
デイブがめずらしく今年はカービング(かぼちゃをくりぬく作業のこと)をやるというので。

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↑ファームではこんな風に無造作にかぼちゃが並べて売られています。

りんごはうちら二人でも食べきれないほどだったので、帰りにデイブママのうちによって半分近くのりんごを置いていきました。ママはりんご好きだから。

ちょっと小腹がすいたので帰りの車の中で早速りんごをほおばってみたのですが、やっぱりおいしい!

スーパーで買うのにはかなり当たり外れが多いけど、やっぱりこういうところのは大きさはちっちゃいけど、その分味も凝縮されているのか、とってもおいしいです。

デイブの好きなアップル・クランブルにしたり、りんごを煮たりしようともおもってるけれど、やっぱり生で食べるのが一番だから、どのくらい調理用に残しておくか、悩むところです。

ということで、りんごとかぼちゃ、秋の収穫という感じで写真を撮ってみました↓

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Zap Mama 「Supermoon」

かなり前に入手して、ここ最近ずーっとずーっと聴いている、今一番お気に入りのアルバムを今日は紹介しま?す。

Zap Mamaの「Supermoon」です。
http://www.zapmama.be/

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Zap Mama Supermoon @Tower Records

or

Zap Mama Supermoon @ Amazon JP

(日本語ではhttp://ebonyebony.blog14.fc2.com/blog-entry-224.html
ここはかなり詳しくアーティストについて紹介しています)

浮遊感のあるサウンド。アフリカのスピリチュアルな感じも残しつつ、モダンでどこか神秘的。
91年に5人でデビューしたものの、メンバーと中心的人物であるマリー・ドルヌとの音楽の方向性が違ってきたことによりマリーのソロプロジェクトとしてのザップママの活動に移行しています。

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ボイスアレンジメントがとにかく素晴らしい!
まずオープニングを飾る「1000 Ways」がもうすごい!
彼女のヴォーカル&ボイスアレンジメントの力量をこれでもか!と見せつけるような圧倒的な厚みのあるサウンド。

まさにオープニングにふさわしい勢いのある曲です。詞の内容もいいです。

続く「Hey Brotha」はマリーとの相性が抜群のおなじみMichael Frantiと組んだもの。
冒頭からドルバ・ドルバ・ドルバ(と言っているように聞こえる)という早口スキャットが印象的です。
この曲、何度もアルバムを聴き返しているうちにかなり耳に残って、いまやアルバムの中でも1・2を争うmy favourite。

そしてアルバムタイトルの「Supermoon」。
super starじゃなくてSupermoon。これはアコースティックなサウンドでさわやかです。

「Go Boy」はどこかミステリアスな雰囲気もある曲。
「Affection」もボーカルアレンジが印象的。
「Toma Taboo」、これもかなりかっこいい曲です。
フランス語で歌われたエッジーなサウンド。これもかなりインパクトがあって、頭にぐるぐるとフレーズが回り、口ずさんでいる1曲。アフリカンテイストも入っていて、そこにジェイムズ・ブラウンの「The Payback」のリフを入れ、Me'shell Ndegeocellのベースとくればかっこよくないはずがない、か。
ここでマリーと一緒に歌っているのはベルギーのArnoというシンガーだそうです。渋い!

「Kwenda」もクールです。
これも素晴らしいボーカルアレンジ!そしてたくさんの人の声が入っていて賑やか。

彼女がお世話になったピグミー族の歌唱法を取り入れた?「Gati」もレゲエっぽさもはいってこれまたいいです。

「Where Are You?」は他の曲とはちょっと違ってかなりシンプルなアレンジで切ないです。
マリーの歌を聞かせる曲ですね。でもやはり歌い方にアフリカンな感じが出ていますね。
個人的にこの曲もとても好きです。

「Moonray」は神秘的。タイトルどおり「月の光線」を思わせる、深くそして静かでありながら力のあるような感じ。
ものすごく雰囲気のある曲です。

そして最後を飾る「Princess Kesia」。これもボーカルアレンジにアフリカンテイストを感じさせる曲です。

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とにかくどの曲もとにかくものすごいQualityです。ディープで、でも重たくなく、何度聴いても新しい何かを感じさせてくれるような曲ばかり。

アフリカにルーツのあるシンガーとはいっても彼女の曲はすごく洗練されているし、まさに上質のソウルと思ってもいいんじゃないかな?

個人的にはソウルともまた違った感じなので、区分するのは難しいですが、ジャンルわけなんてどうでもいいね!いい曲はいい!ということでぜひみんなにも聴いてほしい1枚です。

他のアルバムもぜひ入手したいです!!

これでちょっと冷めつつあったアフリカ熱がまた上がってしまい、今はいろんなコンテンポラリー・アフリカン・ミュージックをチェックしています。
前もアフリカンミュージシャンのコンピみたいのを買ったけど、名前とかを気にせず聞いていたんですけど、今クレジットを見て、かなり有名な人ばかりだったことに気づく。
ん?、まだまだアフリカンミュージック(というかポップス?)は勉強不足です。
これからまたいろいろ探していきたいと思います!




トマト or トメイトオ??

火曜日、今日は雨です。
ここ最近、トロントは結構暖かかったんですが、今日は気温はちょっと低め。
今朝テレビを見ていたら、今年の冬は長く、去年よりも雪も多くなるのでは?という予想を聞いて、すでに長い冬のことを考えてしまった。

でも今年の冬は日本帰国があるもんね!長い灰色の冬もへっちゃらさ!!

え?、かなり前にトマトの苗を植えたって話をしたんですが、そのトマトがですね、これまたずいぶん前にきちんとなりまして、たった一つだったんですが収穫しました。
たまっていたデジカメの写真を昨日整理していて、そういえば日記に書いてなかったなあ、と思い出しました。

とにかく実がなってから、赤くなるまでにかなりの時間がかかった。
うちはバルコニーしかないので、プランターに植えてたってこともあるのかな?
日当たりはいいんだけどね?。

なんか表面は辺に黒くただれたようになった個所もあったんですが、食べてみたら、う?ん、やっぱり違う!
スーパーで買うトマトよりずっとトマト本来の味がします!
「あ?、トマトってこんなにおいしかったんだなあ」と実感。
やっぱり手作りの醍醐味はここだよね。自分で植えて、育てて、収穫して食べる。

食べれるようになるまでの時間や手間もわかってるから、感謝して味わって食べる。

でも収穫できたのがたった一つだけだったんですよ。

が!今4つの実がなっています。
もう時期的に日射時間も少なくなってきているし、気温も下がってきているからちゃんと赤くなるかなあ・・・
4つのうちの1つはまだ親指の頭くらいの大きさしかないから育たないかもしれないけど・・・

でもデイブと二人で毎日「まだかな、まだかな?」と様子を見て楽しんでます。

こんなに→ 4a76b481.jpg
 青かったのが、

このように→ 33985b3d.jpg
 赤くなりました!


★ちなみにタイトルは英語のトマトの発音です。
「トマト」と言う人もいれば「トメイトオ」という人もいます。
ポテトも同じく二通りの言い方があるね。



The Kingdom : Movie

前から見たいなあ、と思っていた映画「The Kingdom」をようやく昨日映画館に行ってみてきました!
http://www.thekingdommovie.com/

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日本では「キングダム/見えざる敵」というタイトルでもう公開しているのかな?(http://www.kingdom-movie.jp/)

ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、私の好きな渋いオヤジ俳優のクリス・クーパー出演の社会派アクションドラマ。

サウジ・アラビア、リヤドの外国人居住区で勃発した自爆テロの真相を探るために4人のFBI捜査官たちが極秘捜査に乗り込んで、現地の警察官チームたちと組むでいくんですが、いやあ、すごい映画だった。

政治的なものがかなり絡んできてるので、私の英語力ではちと理解するのも大変でしたが、でも映画のストーリーラインはそんなに複雑ではないですね。

思ったことはいろいろあるんですが、ピーター・バーグという監督さん(彼は役者さんでもあるそうですね)、いい仕事してますね。
シリアスでインテンスな作品でありながらも、ちょこちょこジョークをちりばめていました。

前半はその政治的なやりとりの台詞が多いので、ちょっと見ているほうもだれてきそうになりますが、後半はすごいです。もうものすごい勢いでアクションが繰り広げられます。

このアクションがね?、またすごい。ジェニファー・ガーナーもすごかった。

でもこの作品のよいところは善悪をものすごくはっきりと映し出しているのではなく、どこか曖昧さを残しているところだと思う。

テロを仕掛けたサウジのテロリストと、そこにいる全ての人が悪くて、そこに乗り込んで来たアメリカFBIはいい人、っていうんじゃなくて、アクションシーンなんか見ると、もうどっちもどっち、そこまでやるの?と思うし、その反面、どちら側にも家族と過ごす時間をみせて人間性を出していて、彼らもうちらと同じなんだよ、っていうメッセージを入れているところもよかった。

エンディングも多分「え?、なんだよ!」って思う人がいるかもしれないけど、私はあれでよかったと思う。
テロリストがいて、それを攻撃する人がいて、事件としては一件落着したようだけど、実は両方の傷を深めただけで、憎しみが増徴してしまうんじゃないかな?
でもそれだけのネガティブなだけでなく、サウジの警察官とFBI捜査官との友情も描いていて、一対一で付き合うことでの人間としての交流のポジティブさも見せていて、それが現実なんだ、と思う。

作り手のメッセージは私達に今の世界をよく見て、よく考えてみない?と言っているんじゃないかなあ。
彼らも理解できない部分もあるけれど同じ人間で、今アメリカがしていることがどんな状況をもたらしているのか、憎しみを増やしているだけなんじゃないのか?とかね。

まあとにかく、アメリカにいなくても、移民の多いトロントにいる身としては非常に考えさせられる映画でした。

この映画のみどころはサウジの警察官を演じた役者さんたちの演技です!
ちょっときれいに描かれすぎていた感じもなくはないけれど、彼らがとってもいい演技をしていました。

みんなにもぜひ観てもらいたい作品です!

「もて」

日本にいない私はとにかく今日本で何が流行っているとかにものすごく疎い。
まあ、日本にいた時から流行には興味なかったですが・・・

それでも日本にいる友達や家族、そしてカナダからこうしてネットで日本のサイトを見ていたりして思うこと、日本にいたら見えなかったようなことが見えることがある。

特に広告って見ていると面白いなあ、と思う。広告ってまさにその時その時の国の文化、人々の気持ちを表してるんじゃないかなあ。

広告と流行。
カナダではまずあまりにいろんな国から来た、いろんな人種、いろんな宗教、いろんな文化の人たちがいるので、なかなか日本のようにみんなが知ってる、のってる流行というのはないんですよね。

例えば日本では食べ物と健康に対する関心がものすごく高い気がする。
でもこれもこっちでは例えば食べ物にしたらベジタリアンだとか、アレルギーだとか、または宗教的なことなんかで食べれないものがある人が多い。だからやっぱり流行にはなりにくい。

健康っていうのでは日本人、やっぱり疲れてるんじゃないでしょうか。
カナダに来て思うのは、日常の時間の流れがゆったりしてること。
東京では電車に乗って周りを見ると、みーんな疲れてそうだし、街を歩いていても、みんな急いでいて、なんだかぴりぴりしたムード。
確かに仕事は皆さんハードにやっているし、なかなか休めないみたいだし、そりゃ疲れるよなあ。
そういうので健康志向になるのかなあ?なんて思います。

マイナスイオンとか、こっちではほとんど聞かない。ヘアケアで聞くくらい?
いろんなそういう体にいい何とか菌とか、聞きなれない名前も流行にはなりません。

あと、美容に関する関心もすごい。
そしてその流行って言うのもすごい。

ちょうどこの間私が大好きなエッセイストの光野桃さんの公式サイトでコラムを読んでいてはっとさせられたのが、

「帰国してから日本の女のひとのおしゃれについて気になっていたのは、若い人は「モテ」に走り、若くないひとは「若」に走り、なんだか混乱していて、幸せそうじゃないなあ、ということ。なにかがブレている。
 わたしがミラノから帰ってきたころに比べて、おしゃれのレベルは世界でも最高峰といえるくらい上がったし、素敵なものも世界一あるけれど、なにかが足りない。
 なにか・・・満ち足りた自分らしさ、とでも言おうか。」
(http://www.mitsuno-momo.jp/column/index061127.html)
というくだり。

日本では「もて」なんとかっていうのがいろんなところで言われてるようですね。
「もてメイク」「もて髪」「もてスタイル」などなど・・・

私なんかから言うと、「皆さんお疲れ様」、です。
自分を磨くって言うのはとってもいいことだと思う。日本人はそういう意識がすごく高く、また周りも厳しい目をもって切磋琢磨できる環境になっていると思う。でも私はそういい環境では疲れちゃうなあ。

みんな雑誌なんかがいう「もて」提言に振り回されちゃってるんじゃないかなあ??
そりゃみんなもてたいよね。でもだからってみんながその「もてスタイル」にしなきゃいけないのかな?
もてスタイルにしたらもてるの?それで自分も幸せな気持ちになるの?
私にはわかりません。

それより自分の好きなスタイル、自分に似合うスタイルをしてるほうがずっと輝けるんじゃないかなあ。
私は人と同じスタイルしているなんてつまらないと思うけどな。
でも日本ではみんなと同じ、流行になっているものをしないといけない、という感じがあるから、やっぱりみなさん無理にでもそうしてるんでしょうか?

みんながいい、かわいい、っていうからって必ずしもそれが自分にとっていいとは限らないでしょう?
みんながいい、っていうのを聞いて、そのまま受け入れるんじゃなく、まず「本当にいいのかな?」「自分には似合うのかな?」って問うことが必要なんじゃないかなあ。

と、こんなことを言ってる私はもう日本社会では生きていけないかなあ・・・
だからと言ってこっちの文化生活に100%適応しているわけでもなく、いい意味でも悪い意味でも日本人らしさで困惑することも多く、どっちつかずの私。うーん、難しいですな。

と、今日は久しぶりにこんな考え事を書いてみました。

体は正直。

2007年10月15日

ねむい・・・

今朝9時前、会社からです。

なんだか最近よく眠れない。というか寝つきが悪い。
もともと寝つきが悪いんだけど、最近は普段寝るより遅い時間にならないと眠くならないので困った。

しかも日本の家族のことやら、ちょっと前のサンクス・ギビングのことやら、仕事のことやら、自分ではたいして気にしていないつもりでも、やっぱりいろいろ考えてるからそれがストレスになってたみたいで、先週はこれがまた肌に出て、かゆくなるし、体って本当に正直ですよね?。

ちょうど気温も下がってきたこと、社内は寒い(先週まではクーラーがかかっていた!)し、それがいきなりヒーターに変わると今度は乾燥して、なんていうのも運悪くあたっちゃって、体に影響したというのもあると思うけど。

週末はそんなことで特別なことは何もせず、いつも通り、食料品買出しと家事やって、あとはのんびりしてました。

仕事も来月からはきっとものすごく忙しくなると思うし、ゆっくりしていられるのも今のうちだなあ。
Enjoy while it lasts! ってところですね。

とはいいつつ、今は仕事は暇で暇で。
とりあえず、作り直さなければいけないアンケートフォームがあるけど、締め切りがあるわけでもなし。これがかなり細かい作業で、目が疲れる・・・でもまあやることがあるだけいいか。

日本も寒くなってきていますか??
こっちは10度ちょっと上くらいしか気温も上がっていなくて寒いです。
今も社内はなんかクーラーかかってる感じ・・・なぜ??
極寒にならないことを祈る!

日記も最近ちょっとさぼり気味・・・すんません。
ネタはたくさんあるんですけどねえ、ライティングが追いついてない。
映画やら本やら、音楽やらいろいろ紹介したいのはあるんだけど。
忘れないうちに紹介しますね。

ということで、今週も頑張ってお仕事しましょう!

Red Shadow 赤影 : Movie

ここ最近ちょこちょこ仕事が忙しくなってきて、なかなか日記が書けなかった?。

とはいってもまだまだ忙しいシーズンに入るには早すぎるので、ある日は1日中忙しかったり、次の日はなーんにもすることがなかったり、という感じですが。

で、今日はまた映画。しかもまた邦画の話です・・・。

「レッド・シャドウ 赤影」というのを観ました。2001年作。
北野監督の「監督、ばんざい!」を見てデイブが言った。「かっこいい忍者映画が見たいなあ!」

そしたらレンタルストアに置いてあったのがこれ。

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ネットで人々のレビューなんか見ると、みんな楽しんだようですが、私個人の感想はよくないです。

まずこれは全然忍者映画じゃない!
まあ、現代風の忍者映画にしたい、というのはわかるんですが、どこにも「忍び」の精神が見られないです。
どっちかと言うと悪者のほうの忍者のほうが「忍び」精神が垣間見れたくらいで。
キャストが豪華だけど、主演の3人にキレもなく、全体的に締まりもなく、あまりにコンテンポラリーすぎましたね。

見た目を今風にするのはいいけど、話し方くらいは時代背景を考えてもよかったんじゃないかなあ。

音楽もなんだか映像とあってる感じもせず、やたらと音量ばかりが大きく、耳障り。
その辺のバランスもよくなかった。

中野 裕之監督はミュージックビデオの出っていうけど、音が前に出すぎちゃってる感じだったのはそのせいかしら?

どれもこれも中途半端な気がするんですよ。
中盤意味もなく入って来る自然の映像(川のイメージ)も、きれいではあるけど、なんだか唐突すぎるし。
それは必要なの?と思っちゃう。

私は時代物に詳しいわけではないけど、でも興味はあるし、これはあまりにも時代背景がなってなくて、リスペクトも感じられませんでした。

新しいものを作りたい!という情熱は感じられるけど、もうちょっとうまくできなかったかなあ?

キャラクターも軽さしか感じられなかったし・・・安藤政信さんはかっこいいけど、もうちょっと貫禄のある演技がほしかったなあ・・・

それに麻生久美子さんのあの衣装はいかがなものでしょう?男の人には受けるだろうけど、あれはないでしょう?なんかいかにもすぎる。

もう最初の20分くらいで「あ、この映画はうちら向けじゃないな」って言うのを感じ取り、デイブは結局途中で見るのを辞めてたし。
私は一応最後まで見たけどね。
外国人のデイブでさえあまりの歴史的背景とのちぐはぐさに苦笑するほどだから。
エンターテイメントと言っても、やっぱりベースラインはしっかりしておくべきかと思います。


デイブは途中まで見終わって一言、「で、レッド・シャドウって何?」。

そういわれて考えてみれば外国人にしてみれば「赤影」=「レッド・シャドウ」とはわかるはずがないですよね。
作中でそういわれているわけでもなし。

でも北米でもこうやって発売されているわけですからね?。

この映画見て面白かった!って人には失礼ですが、私達にはまったく面白くもなく(いや、ある意味見方を変えるとどこまではずしてるかを見るってところでは面白い)、なんだか後味の悪い作品でした。コメディとしてみたほうがいいのかも。

これ、見た人はいますか?
ぜひどう思ったか聞かせてほしいです?。




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