Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

September 2007

映画「たそがれ清兵衛」

山田洋次監督作「たそがれ清兵衛」を観ました。
(http://www.shochiku.co.jp/seibei/)

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「たそがれ清兵衛」映画 @ Amazon JP

藤沢周平さん原作を映画化したものですが、彼の作品が映画化になるのはこれが初めてなんですってねえ、これにはびっくり。

原作を前に読んだことがあったんだけど、すごく短いじゃないですか?これをどう映画にするんだ??と思っていたんですよ。
映画がかなりの好評だったことも知っていたんだけど、特に興味を持っていたわけではなく、レンタルショップで見つけて観よう、という気になりました。

観て、原作とはずいぶん違うなあ、と思ったんですが、「たそがれ清兵衛」だけでなく、他の短編の「竹光始末」「祝い人助八」も織り交ぜて、映画は作られたんですってね?。

映画を見て、また原作「たそがれ清兵衛」だけを読み返したんですが、それじゃあ、あとの二つも読んでみないと!!

それにしても、真田広之さん、かっこいいですね?。ついこの間も「ラッシュアワー3」で見たけれども、「たそがれ清兵衛」観て、一気に好きになっちゃいました!

でも彼、もう46歳とかそのくらいの年なんですって?ぜんぜん見えませんね?。若い!
しかも英語もかなり堪能だそうで、確かにラッシュアワーでの台詞もとってもきれいな発音だったし、この作品のスペシャルフィーチャーのインタビューでも英語で受け答えをしてました!ぺらぺら、というほどネイティブのように言葉が出てきているわけではないけれど、でも十分こっちで生活できるだけの力があるって言うのがわかりました。
なんかね、彼のこと気になっていろいろネットでインタビューとか読んだんですけど、やっぱりすごい人だわ。
日本での役者としての位置も確立し、人気になってもそこで満足せず、年齢は関係なしにいろんなことにチャレンジしつづけてる。母国語以外の言語で新天地での活躍、そう簡単じゃないはず。
でもそれを楽しんでる感じ。

インタビューですごく印象に残ったのが

「・・・そこで培われた技とか時間外でも頑張ってしまう奉仕の精神、武士道精神のようなものは益々世界で求められていくし、重宝がられていく。そういう部分を失わず、表面的にだけ海外かぶれをして、日本人であることを忘れるのではなく、むしろ海外に出て求められるのは日本人らしさであったり、日本人としてのものを受け継いでいるかであって。英語だけ喋れて、外見だけアメリカナイズされ、Yo!Yo!とか 言ってるうちは、向こうからはいらないわけですよ。そんな偽者は。
だから、出るたびに思うのは、もっと日本のことを勉強しておけばよかったと。そういう思いが強いんですよ。
英語は最低限、現場に出るためのライセンスのようなものなのでそれを勉強するのは当然として、やはり日本人のアイデンティティーをもう一度勉強しながら表面だけではなく、日本人が認める日本人として通用するように行ってほしい」
AOLインターナショナルサイトより(http://international.aol.co.jp/voices/hiroyukisanada.html)

と、言っていたこと。ものすごく共感!自分も頑張らなきゃな!と思いました。

これからはあの「マトリックス」の監督の新作にも出るそうだし、生活拠点もアメリカに移しているというし、どんどん英語での演技が増えるようですね?。

気になったので、他にも彼の出ている作品を見たいと思います!
「亡国のイージス」とかあと「サンシャインなんとか(題名覚えてないです・・・)」あたりをあたってみようかと。

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↑真田さん、かっこいいです?。

話がそれましたが、映画ですけど、オフィシャルサイトなんかで読んだけれど、監督がものすごくリアルさを求めて作ったってことで、派手さがないけれど、それが真実なんだなあ、というところ、確かに時代劇にありがちな大げさな立ち回りだとか、人々の衣装だとかっていうのがなくて、淡々としているわけですが、それがとってもきれいで、私は気に入りました。

デイブはあんまり気に入らなかったみたいだけどね。やっぱりこっちではもうちょっと派手さがないとつまらないのかも。
ちなみに英語でのタイトルは「The Twilight Samurai」です。

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決闘シーンも、結構地味じゃないですか?でもものすごく緻密に、真実さを求めて撮ったということで、なるほど、嘘のない引き締まった感じで、監督の心意気を感じました。

真田さんのあの欲のない清兵衛の姿もとってもよかったし、宮沢りえさんえんじるともえさんも、よかったですね?。
やっぱり彼女、きれいですね?。清兵衛の娘役の二人の女の子もとってもかわいかった。
そして庄内弁というんですか?あの方言がまたよかったですね?。
真田さんも方言が浮いてるようには聞こえず、ものすごくしっくりきていて、さすがですね。

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今映画の元になったもう一つの短編「祝い人助八」を読んでます。「竹光始末」は持ってないので、手に入れられるといいな?。

「たそがれ清兵衛」本 @ Amazon JP

皆さんはこれご覧になりましたか?また真田さんの作品でおすすめなどあったら教えてくださ?い!

★イメージは日本とこっちの映画ポスターを並べてみました?。




「座頭市」と「浅草キッド」

この間、トロント映画祭で北野武監督の「監督、ばんざい!」を見てきましたが、あれを見てデイブと「座頭市」がまた観たくなっちゃたねえといっていたので、早速借りてきました。
(http://www.office-kitano.co.jp/zatoichi/)

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「座頭市」@ Amazon JP

やっぱり、私、これ、とっても好きです。作品全体がリズミカルなパーカッションのようなサウンドで溢れ、戦うシーンもやっぱりリズム、テンポが速い。映像もとってもクールだし、いやあ、さすがです。

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前に観たのはかなり前だったけど、それから今まで時代物の小説なんかもずいぶん読んできたので、今回はまたちょっと違った感じで観て楽しめました。

今回DVDを観てびっくりしたのは、スペシャルフィーチャーの豊富さ!
というのはこっちでは邦画を借りてもだいたい大したフィーチャーなんてないので。
でも北野監督作ってヨーロッパのほうがすごく人気のようで、それでフランスでの質疑応答シーンとか、メイキングが北米版にもくっついてた!

あんまり役者さんのインタビューとかはなかったけれど、監督のこと、その他スタッフのインタビューなど、かなり細かいところまで取り上げられていてうれしかった。

でも北米ではそこまでやってくれないんだよな?。
やっぱりまだまだポピュラーじゃないからでしょうね・・・

映画を見た後、武さんの著書「浅草キッド」も読みました。

「浅草キッド」本 @ Amazon JP

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これは武さんが浅草で芸人になるために弟子入りしたその当時の様子を描いたものなんですが、なんとも言えない情緒がありますね?。

浅草のちょっと寂れた感じ、下町の雰囲気、茶目っ気たっぷりの師匠、ちょっと変わってるけど、優しいストリップ嬢たちや武さんのフランス座で出会ったお友達のことなど。

笑っちゃうんだけど、どこか寂しさが漂ってて、そこがとってもよかった。
武さんという、すごい大物にも、下積み時代があり、彼がどんな青春時代(?)を過ごしてきたのかが垣間見れるようで、興味深かったです。

他にも確か少年時代を描いたのなんかもあったと思うので、探してぜひ読みたいと思っています!

ショック・・・

詳しいことは書けないのだけど、ここ最近(ってかなり昔からだけど)うちの家族のことでいろいろごたごたがあって、それで今日も姉とさっきまで電話をしていたんですが、それも一応ケリがつきそうなんですが、このケリのつき方があまりよろしくなくて、(全然よろしくないんですが)なんともショックです。

家族はみんな元気ですが、疲れています。
あ、でも父はこれでストレスも加わってダウンしたって言うし・・・やっぱり心配。

家族の絆について、両親のこと、おばあちゃんのこと、これからの自分のこと、デイブとの家族のこと、お姉ちゃんのこと、なんかいろんなことを考えてます。

何よりも家族みんなが心やすらかに暮らせるといいのだけど・・・

と、私にしてはかなりあいまいな日記だわ・・・

Donnie 「The Colored Section」

「Welcome to the colored section
Welcome to the Negro league
Sign your name on the black list and know this
It's American history

See what it is to be blackmailed
See a real live conspiracy
Sign your name on the black list and know this
It's American history」

という非常に力強い、辛辣なメッセージではじまるDonnieのファーストアルバム「The Colored Section」。
http://www.thecyberkrib.com/japan/v2.0/news.mv?nid=439
なんといってもタイトルからしてすごいものね。

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DONNIE The Colored Section @ Amazon JP

皆さんも世界史で習ったの覚えているでしょうか?人種分離政策といって、白人とカラード(有色人種)が公共機関で別々のもの、場所をつかわなければならなかったあれですね。

とにかくこのタイトルにも現れているように、アフリカ系アメリカ人としての想いのつまったドニーの曲。
前にセカンドの「The Daily News」を紹介しましたが(http://hanapring.blog.drecom.jp/archive/365)、これに比べるとサウンドとしてもポップな感じ。

今日は風は強いけどいい天気で気温もちょうどよいのでひとりで数時間グリークタウンをぶらぶらしてきたのですが、そんなときのお供にもぴったりのサウンドです。

もちろん内容はやっぱり重いものも多いんですけどね?。でもそういうのが私、好きです!

セカンドがサウンド的にも色んなジャンルが混ざって、より高度なテクニックでアレンジされているように感じるけど、こっちはもうちょっとシンプルでさわやかな印象。
こっちのほうが一般的には聴きやすいかも。

それでもやっぱりいろんなジャンルの音をそこかしこにちりばめていて、さすがだなあ、と思います。

Cloud という曲、このCloud nineって何ぞや?と思ったら、至福の境地、みたいなそんな意味なのかな?
どうも仏教の教えから来た言葉みたいなんですが、「And I'm fine under cloud 9」というフレーズ、至福の境地に至らなくてもいいさ、みたいな意味でしょうか??このCloud nineとCloud(雲)という言葉をかけた詞もうまいなあ。

「You Got A Friend」はDonny Hathawayを思い起こさせますが、これがまたいい!
どんなにいいことが周りに起ころうとも、友達がいなかったら意味がないよね、という友達の素晴らしさを歌った曲ですが、こういう曲はセカンドにはあんまりないですね。

「Our New National Anthem」もかっこいいんだけど、彼のアメリカへの想いがつまってて、いいですね。

ブラックミュージックというとどうもセックスとか、お金とか、そういうことを歌ってるのもすごく多いし、はっきりいって、ばかばかしい内容のものもありますよね。そういうのが流行っちゃうこの時代に、こういう硬派な曲を出していってるっていう、その彼の姿勢がまず好きです。

なんか最近はやけにこういうメッセージ性のあるものに惹かれますね?。

大体好きになるアーティストって自分がはじめて買って好きに会ったアルバムが一番で、その次に買ったものってやっぱりインパクトも薄れるせいか、どうもあんまり聞き返さなくなっちゃう、とか新譜にも手が伸びない、なんてことになるんだけど、これは先に買ったセカンドと同じくらいに素晴らしく、気に入ってます!!

ぜひみんなにもおすすめしたいアーティストです!


久しぶりのEat Out

月曜日でございます。
こっちはやっぱりもう秋だわ。ちょっと寒いもの。

さてさて、土曜日、トロント映画祭のスクリーニング前にディナーをしてきたレストランを紹介したいと思いま?す。

Peridot Resto Lounge
(81 Bloor St. E. Toronto ON)
http://www.dine.to/peridot

ここはYonge駅からすごく近いです。まん前がマリオット・ホテル。

ここ、とってもよかった!
内装はシンプルでシック、クールだけど、キャンドルの光が和やか。とってもクリーンです。

うちらはデイブはパスタ、私はシェフのシグネチャー・ディッシュというラム・ローストをいただきました。
(上のリンク先にも写真が載ってますね)
私、普段自分達で食べるラムは、あのなんていうか生臭さが苦手であんまり好きじゃないんですが、(でもデイブはラム好き)これはすごいおいしかった!

やっぱりプロの手にかかるとこんなに違うものか!と思いました。
いや、もちろんうちらがスーパーで買ってるような安い骨ばっかのラム肉なんかじゃなく、いい肉使ってるからだろうけど・・・

今回はあんまりおなかがすいてなかったので、フルコースで、っていうんじゃなく、この二つのディッシュにスターターにブシュケッタを頼んだくらいだったんですが、でも、またぜひ行きたいですね?。

お値段も高くないし、うちらも二人で食べて60ドルくらいだから、安いでしょ?
私はグラスワインをいただいて、デイブは飲まなかったから、というのもあるけど、でも安いのに雰囲気もいいし、お料理もおいしいし、いいですよ!

しかもスタッフのお兄さんたちもとってもよかった!
ジョークを言ったりしてフレンドリー、お客さんを大事にしている、というのがよく感じられました。

うちらはデイブがフード・アレルギーがあるってこともあって、なかなか外食しないけど、やっぱりいいね?。
皆さんもここはおすすめ!というところがあったらぜひ教えてください。トロントでも、東京でもいいです。
帰国した時にいけるかもしれないし!

ではこれからランチです。

「監督、ばんざい!」

いや?、寒いっ!
こちらは16日日曜の昼でございます。

ここ数日、めっきり秋っぽくなっているトロント。
でも昨日はかなり寒かった!

前にもお伝えしたように、トロント映画祭で北野武監督の「監督、ばんざい!」を見に行ってきたのですが、これが夜9時上映ってことで、映画の前に久しぶりに外食でもしようか?と繰り出したんですが、いやあ、寒い。
これはもう冬がもうすぐそこまできてるなあ、と思わせる感じ。

私は末端冷え性なので、寒くなると手足がそれをすぐ察知するんですよ。
今も気温は13度とか。手足が冷たいです・・・

まあ昨日は特別寒かったみたいだけど、秋晴れのいい天気が続くのもあとちょっとで、すぐ寒くなっちゃうのかな?
トロントにお住まいの皆さん、そろそろ冬物出さないと!!

で、行ってきた映画祭。
夜9時上映といってもかなりにぎわってました?。
日本人だけでなく多くのカナディアン(?)も見に来ていました。
でもなんとなく前回私が見た北野作品「座頭市」より日本人率が多かった気がします。

日本では既に公開されているってことなんですが、見た方はいらっしゃるでしょうか?
コメディってことで、期待していったんですが、う?ん、正直、あんまり好きになれなかったです。
デイブは何も期待しないで見に行ったし、いっぱい笑えるシーンがあったし、よかったって言ってますけどね。

私はもっとどっか?ん!と笑えるものを期待していたので、それが「次かな?次かな?」と待っているうちに作品が終わっちゃって、ちょっと消化不良。
つまんないわけじゃないんです。確かに笑えるシーンはたくさんあるし、武さんの茶目っ気たっぷりな感じが出ていてよかったんですけど、いまいちパンチにかけたかなあ??
ちょっと下品なのも、普段はそういうのたいして気にならない私ですが、いくつかのシーン、これはなくてもよかったんじゃない?という気がしました。

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「監督、ばんざい!」@ Amazon JP

でもまあ、いろんな役者さんが出てきて、いろんな映画のスタイルもあって、すごいです。
客の受けもいい感じで笑っていましたが、作品上映後の反応をみると、やっぱりみなさん「??」って感じだったのかも。

日本人じゃないとなかなかわからないような笑いもあったと思うしねえ。
でも武さんが小津作品みたいのをやる、とかだけでも笑っちゃう、っていうのはやはり映画通がくる映画祭。皆さん笑っていました。
監督が楽しんで作ってる感じはすごくわかって、コンセプトとかはとてもよかったんですけどね。
ちょっとだれる部分もあったし・・・

これ見て、デイブと二人で「なんか座頭市が見たくなっちゃったねえ」と言い合ったので、今日あたり、借りてこようかと思います。

さて、他にも昨日行ったレストランの紹介もしたいんですが、それはまた後で?。

TIFF...again

今年は久しぶりにトロント映画祭、気になってます。
自分が映画を観に行くというのが一番の理由なんですが、結構頻繁にオフィシャルサイトなんかも覗いてます。
(http://www.tiff07.ca/)
毎年思うけど、このTIFFのサイト、ちょっと使い勝手が悪いです。
オンラインのチケット購入もVISAカードでしか受け付けられず、でもややこしい表記がしてあるからVISA以外でも買えそうに見えるし、観たい映画を選ぶのも、日付ごとにページが開くのではなく、全部を1ページに表示させるからロードするまでかなり時間がかかるし。
1年のうち、短期間だけの特設サイトとはいえ、大規模なイベントなんだし、もうすこし使いやすくしてくれてもいいのになあ、と思う。

今回私の大好きなシャーリズ・セロンは恋人のスチュアート・タウンゼント初監督作のBattle in Seattleという作品を引っさげてトロントに来ていたんですね?。(http://www.battleinseattlemovie.com/)
この二人、とっても仲がよさそうですね。

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彼女は他にも「クラッシュ」で有名になったポール・ハギスの監督作「In the Valley of Elah」にも出てるし、これももうすぐ公開。(http://wip.warnerbros.com/inthevalleyofelah/)私も結構好きなトミー・リー・ジョーンズとの共演。
これはぜひ見たい!ポール・ハギスがカナディアンということでのひいきもあるけど。

それにしても、シャーリズ、いつ見ても美しい?。見とれてしまいます。何着ても似合う!!
うらやましい限りです。

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最近はその美しさだけでなく、役者として演技も認められてきてるし、これからますます活躍してくれそうですね?。

他にもたっくさんのスターが来ていて、まだまだ盛り上がっている様子。

私が気になってるジャスティン・ロング(ダイ・ハード最新作に出てます)も来てた!!
Terraというアニメーションで声の出演をしてるんだけど、まさかトロントに来るとは思ってなかったわ?。

てなことで、またまたトロント映画祭の話でした?。
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