Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

November 2006

楽しみ!

木曜の朝です。
といいつつ、アップしている今はもう夕方6時近くですー・・・

が!私としてはもう金曜の気分。
というのは明日は有給を取ってナイアガラまでアル・グリーンのコンサートに行くのだあ!!!

楽しみーーーー!!!

姉が帰ってからここ最近ずーっと落ち込んでいたけど、
皆さんの温かい言葉に励まされ、またデイブともいろいろ話し合いもして、ここ2日間くらいはデイブも私もいい調子です。

明日はいつもの忙しさや不安も忘れてゆっくりナイアガラまでドライブして、夜はライブを堪能してきます!

やっぱりこういう息抜きは大切だね。
ライブは実はここ数年前にできたナイアガラ・フォールズビュー・カジノ・リゾートというところの中にあるんだけど、
カジノは・・・多分やらないだろうな・・・

ライブの報告もお楽しみにー。

では今日一日頑張って仕事、仕事!
・・・は終わりましたー。
でもデイブの仕事のほうが終わるまでは家に帰れないので、もう少し会社にいるかも・・・

THE 有頂天ホテル

三谷幸喜監督最新作の映画「THE 有頂天ホテル」をこっちで借りてみました。

701e3020.jpg


三谷監督は「やっぱり猫が好き」に始まり、数々のTV番組も好きでよく見ていたんです。
とくに「ラヂオの時間」が彼の監督作(映画のね)が一番好きで何度も見たものです。

ストーリーは日本にいる皆さんのほうがよく知っていると思われるのでここでは割愛させてもらいますね。
(オフィシャルHPはこちら→http://www.uchoten.com/)

それにしても豪華キャストですねー。みんながよーく知ってる役者さんだけでなく、
三谷作品には欠かせない役者さんたちが脇を固めているのもやっぱりうれしいところ。

役所広司さんがまじめなのに、追いつめられておまぬけなスピーチしちゃったり(それがまた真剣なのが)笑えますねー。

c980322e.jpg


あとあっぱれ西田敏行さん!釣りバカもけっこう好きでよく見てたけど、やっぱり味があるね、この人は。
お知りも出しちゃうし!ははは。
伊東四朗さんもおちゃめな総支配人だったね。
オダギリジョーがかなり地味ーな役だったのもよかった。

所々にくすっと笑える作品だけど、個人的には「ラヂオ・・・」がすごい好きで大笑いしてみたので、
今回はそういう大笑いできるシーンはあんまりなかったかなあ・・・

あと田中直樹さんが飯島直介という役で、八木亜希子さんが飯島民子って役ででてるとここ→(http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=322994)のキャスト一覧では言われてるけど、
私全然覚えてない・・・どこでこの二人は出てきてましたかねえ・・・

全体的には面白かったんだけど、このシーンが一番!とか、どのキャラが一番よかったか、とかいわれちゃうとちょっと返答に困ってしまうなあ。

皆さんはどう思ったでしょうか?

Citizen Kane

Citizen Kane、日本では「市民ケーン」と言う題で知られている有名な作品です。
オーソン・ウェルズがたった25歳で監督主演したというんだからすごい!
非常に有名な作品なんですが、1941年の白黒映画ってことで今まであまり興味がなかった、というよりも近寄りがたかったんですが、デイブが見たいと言うことで借りてきました。

2b48f8f0.jpg


「新聞王ケーンが、“バラのつぼみ”という謎の言葉を残して死んだ。新聞記者のトンプソンは、その言葉の意味を求めて、生前のケーンを知る人物にあたるが……。様々な人物の証言から、新聞界に君臨した男の実像が浮かび上がる、斬新な構成と演出で評判を呼んだ、ウェルズ弱冠25歳の処女作。」(allcinemaより)

やはり名作と知られているだけあるなあ、というのが感想。
みていて白黒だなんてことはすっかり忘れてしまいます。

キンキン声で騒ぐ女性というのはなんとなく時代を感じさせますが・・・
当時の女性って言うのは本当にあんなに声が高かったのかしら??
女性らしさというのが今よりももっと見た目などにも求められていた時代だからわざと高い声を出していたんじゃないかと思うんだけどね・・・

それはいいとして、ウェルズ、25歳って言うけど、老けて見えますねー。
もちろんケーンが歳をとっていくわけだからその辺は特殊メイクをしていたようですけど、それにしても老けて見える!

DVDには「Battle Over "Citizen Kane"」というテレビ番組がついていたんですが、
これがすごく興味深かったです!
ここでもウェルズがいかに早熟で、自信家で、そしてアイデアマンであったかが紹介されているんですけど、
やっぱりそういう自信が見た目にも出て、実際よりも年上に見えるのかな??

作品についてはもういうことなし、やっぱり名作と言われるものは一度見ていて損はしない、と思います。
「素晴らしき哉、人生!」より私はこっちのほうが好きだな。デイブは多分反対だと思うけど。

14bc0921.jpg


で、この作品ですが、モデルになる人物がいたんですよね。
新聞王ハーストと呼ばれていた、William Randolph Hearst。
26の新聞社を買収、世界各地から物を買い寄せ、お城まで買って、贅沢を尽くしたそうですが・・・
彼は政治にも参入して、大統領になるという野心もあったようですが、こればっかりはお金だけでは買いとれないわけで・・・
愛人はショーガール(?)だったマリオン・デイヴィス。30歳くらい年が離れていたようです。

(その辺はこちら→http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/mondo/m_09/m_09_1.htmlで詳しく読めます)

たしかにハーストがモデルなのは明らかですが、ここにウェルズ自信の人生もミックスされているんですね。

でもやはりハーストはこの作品が公開されることを恐れ、ウェルズと映画製作会社に圧力をかけます。
ウェルズはコミュニスト扱いされてFBIのターゲットにもなったとか・・・
作品は素晴らしくても、新聞、雑誌、映画、その他もろもろのエンターテイメントとメディア界にとってハーストの力は絶大なもので、結局彼を恐れて上映する映画館が少なかったし、アカデミー賞でも9部門にノミネートされたものの、取ったのは脚本賞とかでウェルズ本人も4部門にノミネートされていたけれどひとつも獲得できず。

やっぱりこれはアカデミーとハーストが裏でやりとりしていたんでしょうかね・・・

でも時代は流れ、ハーストは亡くなり、いまやこの作品は名作と呼ばれるものになったんだからすごいものです!

とはいってもオーソン・ウェルズのキャリアは数年はよかったものの、その後は人気も低迷・・・

実は私もこの作品を見るまではウェルズといえばあの英語学習の通信教材の広告に乗っていた顔と言うイメージのほうが強かったのです・・・(わかるかな?)

でも25歳でこんなすごい作品を作るとはやっぱりすごい人ですね。

日本のDVDにもこの「Battle Over "Citizen Kane"」はついてるのかな?
私はこういう実在の人物(ディカプリオ主演の「Aviator」もそうだったけど)を掘り下げて紹介されるSpecial Featureものを見ると、すごく興味が湧いてきて、こういう人たちの本を読もうかなーとかいつも思うんですが、
やはり英語となると、腰が重くなっちゃうんですよねー。

でもハーストもウェルズもどっちもおもしろそうだな。たまには英語の本も読もうかな・・・
あ、あと「ザ・ディレクター[市民ケーン]の真実」というこのハーストとウェルズの戦いが描かれた最近の作品もあるそうで。これも気になるな、チェックしてみようかな?

さて皆さんはこの名作、ご覧になっているでしょうか?
皆さんの感想もぜひ聞かせてほしいです。

元気になりますように・・・

実はここ数週間ずーっと落ち込んでいる。
姉が来ていろいろ刺激も受けて、その前から「このままじゃいかん!」って気持ちが大きくなっていて
その気持ちの整理って言うのがようやくついてきて、もっと元気に前向きに行こう、ってそういう方向に自分を持っていっていたのに、結果としては全然元気でない日々になってしまっている。

デイブの病気のことで悩んだりいらいらしたり、それはでもデイブのせいじゃない、私自身が自分を幸せにする気持ちになっていないからだって思った。
それでも彼の調子が悪いとやっぱり落ち込む。

どこかでデイブが病気だってことを意識しないようにしていた。意識したら辛くなるから。
でも彼が病気であることに変わりはないんだよね。
そのことをこの数週間毎日実感していて、毎朝「もっと元気出さなきゃ」って言い聞かせて頑張ってたけど、
そんな自分の頑張りも結局周りに左右されてうまくいかない。

やっぱりまだ全然腹が据わってないってことかな?

仕事も忙しいし、自分の仕事もあるんだけれど、厄介な同僚に他の仕事を押し付けられたりで、会社でもストレスがたまって、うまくいかない。
こういうときもあるんだなーって思うしかないけれど・・・

最近は週末が憂鬱。デイブの元気のない姿をみるのが辛いから。
時間だけがたっぷりあって余計なことばかり考えて、落ち込んだり、いらいらしたり・・・
「もう少しの辛抱だ」って言い聞かせてるけど、本当にそうなのかな?
12月の手術が終わって本当にデイブが元気になるんだろうか、ならなかったらどうしたらいいんだろうか。
そんな思いばかりが頭を回って、どうしようもなく悲しくなる。

デイブの体調不良が始まってもう2年近くになる。
ようやく手術だけど、本当にこれで終わるの?という不安のほうが大きい。
あまりにも長くてそれがあたりまえになってしまって、でも私自身はやっぱり相当疲れがたまっているみたい・・・

といっても今は待つだけしかないんだけれど・・・デイブが元気になってくれればいいな。

今日はもう愚痴で暗い日記でごめんなさい。

私の大好きなおばあちゃん

ちょっと遅くなりましたが、11月10日はうちの祖母の誕生日でした!
私のうちは自営業をやっているので、私が小さかったころは母もとにかく忙しく、
祖母がよく私の面倒を見てくれたので、私はかなりのおばあちゃんっ子です。

おばあちゃんは今年で86歳になりました!!
すごいね、私なんかはまだ27年しか生きてないので、86年なんて倍の倍ですよ。

大正時代生まれで、戦争も体験して満州でうちの母を産み、その後は東京で洋裁の店を持って忙しく働いていたおばあちゃん。
頑固なおじいちゃんを支え、忙しくて自分のための時間を持つことも出来なかった人なので、
祖父が亡くなってからも友達と出かけるといったことがなく、家で洗濯したり、得意の裁縫の直しをしたり・・・

最近は体も弱ってきたものの、特に大きな病気をすることもなく毎日を過ごしていると言うのでよかった、よかった。

数年前からおばあちゃんは週1回、地元の「デイケア」と言うところにいって他のお年寄りたちといっしょにゲームをしたりして楽しんでいるようです。
今までそうやって自分のための時間を持てず、趣味もなかった人なので、今ようやく祖父から解放されて自分の時間を楽しんでいるみたい。
なによりも日々の生活にこういう楽しみがある、というのは長生きの秘訣なんではないでしょうか。

一時帰国をした2年前、またお別れというときに「見送りはしないよ、つらいから」といって涙ぐんでいたおばあちゃんの姿が消えません。
いつも孫のことをかわいがり、時には厳しく、見守っていてくれるおばあちゃん。
超がつくほどの心配性で、自分のことより人のことを心配しているような人なんです。
だからこうして海外で生活している私のこともいつもずいぶん心配しているだろうし、私は末っ子で特におばあちゃんと過ごした時間も多かったので、寂しがっているだろうなあと思うと、いつも胸が痛みます。

おばあちゃん、誕生日おめでとう。これからも元気でいてね!
来年には顔を見せに帰るからね!

Paul Pena "New Train"

Paul Pena(ポール・ぺナ)というアーティストを皆さんご存知ですか?

私も全然知らなくて、つい最近マイミクさんから教えてもらったのですが、
「New Train」という1973年制作のアルバムなんですが、マネージメントとのごたごたなどがあって、2000年(だったかな?)まで発売されることがなかったという作品です。

こんないいアルバムが??どうして?というくらいいい出来!
彼はブルースというジャンルに入るのかな?でも曲はかなりノリのいいソウルという感じです。
声も渋いし、バックの音もファンキーだし、バックコーラスなんかもすごくいい!

a0a9dbfb.jpg


が、彼は2005年10月に56歳(だったと思います)という若さでお亡くなりになってしまったということで、残念です。

彼のHP(http://www.paulpena.com/)では彼の心からの感謝がつまったメッセージが載っていたり(もちろん英語ですが、ぜひよんでほしい!)してこれがすごくいい文章でした。

あとここで彼がすい臓の病気と糖尿病と闘っていた、ということがかかれていますが、
これが余計に私の胸にきた。
デイブもすい臓の病気なので・・・
でも彼のメッセージでも「すい臓が悪いのはみんなも知ってると思うけど、これは僕を殺すような病気じゃないさ!癌じゃないんだから!」というようなことをいっていて、前向きな感じで、読んでいた私も「そうだよな!元気出さなきゃな!」と思ったのでした。

ちょっと話がそれてしまいました。

それにしても驚くほど日本語で彼のことが紹介されたサイトが少ないんです!
一般的には「スティーヴ・ミラーが70年代にヒットさせた「ジェット・エアライナー」の作者」として知られていたようです。このアルバムではセルフカバーもしていますが、いい曲ですね。私はそのスティーヴ・ミラーのほうは聞いたことないんですが・・・

ここに彼のことが紹介されているサイトを二つ紹介しておきますね。

http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Bass/9663/nao3.html

↓ピーター・バラカンさんもおすすめしています。
http://sp-plugin.jp/onsuijin/pb_weekly_0602.html

始まりの「Gonna Move」もちょっとバンドマンたちとのやり取りなんかが聞こえたりしていい感じ。
続くアルバムタイトルの「New Train」もいい!

まだ彼のアルバムを聞いて間もないんですが、すごく印象的で曲が頭に残っているんです。
やっぱりこれはいい音楽のパワーですね。

ソウルファンにはぜひ聴いてほしい一枚です!

これなーんだ Vol. 2

TPに続く「これなーんだ」シリーズ。
好評につき(ということにしておきましょう)今回もないネタを絞ってきました!
(多分この次はもうネタ切れになりそうな予感・・・)

今回は・・・

TGIF

これは前回と違ってかなりグレードアップしています。
文章になっています。その単語の頭文字をとったものです。
つまり4つの単語で形成された文章ということです。

ちょっとむずかしいかな?

ではまずはヒントなしで行ってみましょう!!
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

hana

Clock

Toronto

最新コメント
Message
Instagram
Instagram
free counters
  • ライブドアブログ