Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

August 2006

Little Miss Sunshine

今週末も仕事だったのですが、思いのほか作業が早く進んだので(っていっても日曜も仕事だよ!!)帰りに映画Little Miss Sunshineをみてきました。

http://www2.foxsearchlight.com/littlemisssunshine/

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監督はJonathan DaytonとValerie Faristろいう二人で、きいたことないですけど、二人とも一緒に主にミュージックビデオとかの仕事をしてきたようです。

デイブがトレイラーをみて面白そうだから見に行こうよ、ていっていきなり見に行くことになったので、
私は何の予備知識もなかったんですが、これはすごいよかった!
もうとにかく面白く、そしてちょっと心温まるいい映画です。

ストーリーはオリーブという女の子が念願かなって美少女コンテストみたいのの出場権を獲得。
で、なぜか家族みんなでカリフォルニアまで古いバンでドライブすることになるんですね。

父親は「Refuse to lose」といってまあモチべーショナル・スピーカーみたいな学者みたいな人なんだけど、
本を売ろうとしてもどこの出版社も見向きもせず、破産寸前(だから飛行機で行くことも出来なかった)。
母親は疲れてる感じでこっそりタバコを吸い、長男はしゃべるのをやめるというわけわからない典型的(?)ティーンエイジャー。ドラッグ中毒のおじいちゃんと自殺未遂でこのフーバー家に引き取られた母親の兄弟(?)でゲイのフランクに、そして美少女コンテストで優勝することを夢見るオリーブという6人。

このとんちんかんな6人が繰り広げるロードムーヴィーです。
父親にグレッグ・キニア、母親にトニ・コレット。フランクはスティーブ・キャレル(”The 40 years old virgin”の彼ですよ)、おじいちゃんはアラン・アーキンというベテラン俳優。長男ドウェインにポール・デイノ(かな?)という俳優さん。そしてかわいいオリーブちゃんはアビゲイル・ブレスリンという女の子。(ここ→http://www.imdb.com/gallery/ss/0449059/Ss/0449059/00807.jpg?path=gallery&path_key=0449059で写真が見れます)

とにかくみんなとぼけていて、面白い。
でも騒動ぎっしりのたびの中で家族の絆が深まっていくんですね。

グレッグ・キニアはここでルーザーになってはいけないといってもうほとんど意固地になっているんですが、それがまた面白い。彼の出てる映画も結構見てる気がするなあ。
彼、特別目立つ感じもしないけど、主役もはれるし、脇役でもいい味出してるし、うまいですね。
「恋愛小説家」もよかったし、コメディ「ミステリーメン」(私のお気に入り)もやるし、「ユー・ガット・メール」「ナース・ベティ」「スタック・オン・ユー」(邦題はわからないけど。マット・デイモンと共演)などなど・・・

トニ・コレットも私結構好きです。彼女もうまいよね。
スティーブ・キャレルはThe 40 years old virginでブレイクして、これからどんどん出演作が待っている人気者だしね。今回はひげ面だったけど、そのほうがかっこよく見えます。

日本でこれ、公開するかなあ・・・
なんせすっごい有名俳優が出ているわけでもないからね・・・でも期待以上に面白かった!!

コンテストでオリーブが踊るシーンがもう爆笑もの。でもジーンとするんだな・・・
それにしてもジョンベネちゃん事件とかさなっての公開だけど、ああいうのもどうなんでしょう?
本物は見たことないけど、たぶん映画の中で見せてたようにすごいんだろうな。
小さな女の子たちが大人の女性ばりに化粧して、大人の女性のような動きをしたりするわけでしょ。
でもなんか、あれ、こわいですね。全然かわいいと思えないもの・・・

ってそんなのどうでもいいか・・・

とにかくねえ、これ今年一番のコメディと私はいいたい!!ほんと笑いすぎて涙が出ました。
でもオバカ映画でもないし、下ネタ系でもないし。ほんとみてほしい。公開してほしいね、日本でも。

Man On Fire:Movie

デンゼル・ワシントン主演作「Man On Fire」をみました。
邦題は「マイ・ボディガード」。あんまりいい邦題とは思えないなあ。
まあストーリーにはあっているけど、作品のシャープな感じが
この邦題には反映されてない気がする・・・

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http://www.coda21.net/eiga3mai/text_review/MAN_ON_FIRE.htm

それはいいとして、デンゼルがちょっと悪な役です、今度は。
で、リッチな家庭の子供(名子役ダコタ・ファニング!)のボディガードをするってわけなんですが・・・

前半はけっこうゆっくりとデンゼルとダコタの交流を描き、
後半は息もつかせぬアップテンポな展開。

監督のトニー・スコットはイギリス人。
最近はキャメロン・ディアズの「イン・ハー・シューズ」なんかを出してますね。
(ちなみに彼がexecutive producerを務める来年公開?の映画
The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Fordも気になる。
これ、ブラッド・ピットをはじめ、いい役者がそろっています!)

彼の作品を見るのはこれが初めてだけど、映像に凝る監督なのかな?
この作品は舞台がメキシコ(またはメキシコとアメリカのボーダー)なので、
メキシカンのせりふも多いので、その字幕を作中にイメージのように使っているんですが・・・

あとやけにカメラが動く。そしてダダダダダッツと画面が早く変わっていく。
これがあまりに多い気がしたなあ・・・

これにデイブは「この監督は映像型なんだ。オレは会話型のほうがすきなんだけどなあ」
とつぶやくのでした・・・

でも私はこれも悪くないと思ったの。
まあこういうやり方でシャープさを出すのはちょっとずるい気もしないでもないけれど・・・

ストーリーがねえ、けっこうこんがらがってくるんですけど
(まあ英語でみてるからって言うのもあるんだけど)、
デンゼルが誘拐事件のなぞを一つ一つ、一人一人あたって調べていくのはスリルがあっていいですね。

共演のクリストファー・ウォーケンの役が
「やつのアートは死なんだ。そんでやつは今度その最高傑作をつくろうとしてるのさ」
みたいなことを言うんですが、たしかにけっこうすごいんですねー。
でもあまり暴力的ではないんです。そういう場面はあんまり見せないから。

ただ見る前はもっとこう見てすっきりするような作品だと思ってたのよ。
なのになんかけっこうみたあとが引くというか、重いんだな。
すっごい重いわけではないけど、決してみれすっきりリフレッシュっていうんじゃないです。

でもデンゼルはかっこよかった。
ダコタちゃんも今回もやはりおませな感じだけどかわいかったですよ。

あ、あとジェニファー・ロペスの旦那さん、マーク・アンソニーもダコタちゃんの父親役で出ていました。

ちなみにこの作品は小説がもとで、1987年にも映画化されたんだそうです。

デンゼルの映画、私けっこうみてる気がする。
「フィラデルフィア」「クリムゾン・タイド」「ボーン・コレクター」「インサイド・マン」などなど・・・
でもやっぱり「マルコムX」の彼がすごかったなあ・・・
クリムゾン・タイドも作品として私は好きなんだけど。

みんなはデンゼルの作品で印象に残ってるのってありますか?

Comin' From Where I'm From

Anthony Hamiltonのメジャーデビューアルバム「Comin' From Where I'm From」を最近よく聴いています。

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http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0001926H0/503-5498561-9597568?v=glance&n=561956

彼の2枚目、(今の最新アルバム)Ain't Nobody Worryin'で初めて彼を知り、
その渋い声にはまったわけですが、ようやく一枚目もゲット!

こうやって聴くと、一枚目と二枚目がさりげなくリンクしている感じですね。
同じフレーズ(言い回しだね)が使われていたり。
これはIndia Arieも一枚目と三枚目で同じようなことしていて、うまいなあと思ったんだけども。

このアルバムは二枚目に比べるともっと落ち着いているというか、
もっとわかりやすいネオソウルな音とでもいったらいいか・・・
全体的にメロウでムーディーな感じですね。

Cornbread, Fish & Collard Greensなんて、いかにも南部なタイトルの曲もあれば、
ちょっとセクシーなFloat、
アルバムタイトルともなっているComin' From Where I'm Fromはサビが頭から離れない。
そして一番気に入ったのはChyna Black。
これはもうソウルとかR&Bとかネオソウルとかいうジャンルより
曲としてはなんかロックな感じだよね。でももうそんなジャンルなど関係なく、
アンソニーの曲として、声として成り立っている感じで、圧倒されました。

彼の真摯な音楽への姿勢が感じられる曲です。

それにしても彼はコーラスとか音の重ね方がうまいね。
だからその曲も非常に濃厚というか(まあそれは彼の声のせいでもあると思うけど)深く感じられるね。
そしてどこか寂しいというか、切ない
(それは恋愛の寂しさとか切なさというより、もっと人生の切なさに近い)
のが泣ける!
やはり彼は苦労してここまで来たというのもあるのかな?

一枚目の深みのある音つくりに磨きをかけ、二枚目は今度はそこに爽快さも加えたアンソニー。
今から三枚目を楽しみにしてしまいますねー。
こっちでライブやらないかな。来たらぜひみたいなあ。

ということで、私の今お気に入りのCD紹介でした!

Unbreakable

この間M・ナイト・シャマランの新作を見てきましたが、それでデイブがUnbreakableがみたいというので、借りてきました。
http://www.movies.co.jp/unbreakable/

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私はこの作品は飛行機の中で見たんですが、ヘッドフォーンの音は悪いし、
全然ストーリーがわからなかった。
だからほとんどみていないと同じ。

しかもシャマラン作品はほぼ見ているのにこれだけ見ていない。
やはり見ないと、ということでの観賞です。

皆さんはもうストーリーも知っていると思うので、割愛しますが、
ブルース・ウィリス、またもや疲れた感じの役ですね。
そしてひとくせもふたくせもある役を演じるのがうまいサミュエル・L・ジャクソン。

作品として、とても気に入りました。
これはサスペンスという感じですね。
見て思ったのは、シャラマン監督、こういうのをまた作ればいいのに、ということ。

辺にホラーか?と匂わせたりせずにね。

それにしてもコミックブックが現在を示唆している、みたいなアイデアは、
ともすれば安っぽくなってしまいがちだけど、それをうまく使っているなあと思いました。

そしてあのエンディング。
うーん、やられましたね。

ちと思ったことは、ブルースがセキュリティの仕事できてる雨合羽のようなでっかいポンチョみたいなの、
なーんかどっかでみたことある感じ。ビレッジでもなんかこういうのみんな着てませんでした?
監督がこういうのになぜか惹かれているのかな?
あと、水。
今回もまあサインほどではないにしろ、一応重要なものとして水が出てくるじゃないですか?
ブルースとサミュエルの役をつなぐものとして。
それも何かあるのかなあ、と。

Behind the sceneとかみたら今回は色も注意して使った、みたいなことを言っていたんですが、
それでひとつ。
悪さをする人が二人真っ赤な洋服を着ているんですよね。
一人は女性で赤いジャケット。もう一人は地下鉄の清掃員で赤いジャンプスーツ。
でもさあ、普通、そんな目立つ色着て悪さしないよね。
って映画だからね、そんなこと言っても仕方ないんだけどさ・・・

なんにしろ、サミュエルの怪演がまたよかったねえ。
今回も幼いころからの苦労、難病を持った彼の苦悩
というのからずいぶんすごいことになるわけですけど。
あの髪型もすごいけど、どんな格好をしても似合うよなあ。

ということで、これでシャマラン作品制覇??
自分では彼の作品が特別に好き!という風に思ったことはなかったけど、
公開されれば必ず見ているわけだし、やっぱり好きってことですかね。

Gardening

週末、とってもいい天気!
何かとちょこちょこ用事があったのですが、午前中はゆっくり過ごしたいと思って、
土曜日は久しぶりに遅くまで寝ていました。

で、天気もいいし、デイブは仕事に行くって言うんで、ガーデニングをすることにしました!

ちょうど先週近くのガーデンセンターでバジルの苗やら鉢を買ってきたので。
が、土がきれていることに気付いた・・・
なのでまた店へ向かう。歩いてもたいした距離ではないんだけど、風を感じたくて、自転車で。
でも土は重いし、なんだかんだといろいろ買ってしまったので、重い・・・
帰ってきてかなり疲れてしまった・・・体力不足だなあ・・・

なのでゆっくりしないでそのまま作業へ突入!
風の強い日に壊れてしまった朝顔の鉢を新しいポットに移しかえ、バジルに続いて購入したパセリ、ペパーミントの苗を植える。
他にも観葉植物ものを大きめのポットに移しかえたり、一度虫にやられてからどうも発育がよくなかったアイヴィーを剪定し、新しい苗と一緒に植え替える。
剪定というよりほとんどをばっさりと切ってしまったのだけどね。アイヴィーはすぐに伸びてくるものなので、
とりあえずばっさり切って、新しい芽を出させよう、という企み。うまくいくかな??

剪定したものも結構長いので捨てるのももったいないし、かわいそうなので、長方形のガラスの花瓶につたを丸くおさめてさしてみました。
日本にいたころ姉がそうしていたのを覚えていたので。

はじめはお花がほしいとやっぱり思っていたけど、バルコニーしかもうちのバルコニーはかなり風が強いので、
花がなかなか置けない。
室内でも育てられるけどあまりスペースもないってことで、最近はもっぱら観葉植物とかグリーンばかりが増えたけど、これが結構気に入ってます。
お花はいろいろ混ぜるより、シンプルに色をそろえるとか、一種類をドーンと飾ったりするほうがシンプルで好きなので、その分グリーンはたくさんあっても色が氾濫せずいいよね。
見た目もさわやかで、グリーンといってもそれぞれ違ったグリーンがまた目に楽しい。

お花が観たいときは植えた朝顔があるし。これが毎日花を咲かせてくれて、毎朝なんだか嬉しくなってしまう。
一番初めに咲いたのは赤っぽかった色だったけど、今はどれも私の好きな紫っぽい色。
なのでなおさら嬉しい。

これからはハーブ類をおうちで栽培してそのままお料理に使えるし、ハーブのさわやかな香りも漂ってきてすがすがしい!

やっぱり私は植物が好きなんだなあ、と実感したのでした。

気になる作品

この間映画を見に行ったとき、上映前の新作紹介トレーラーを観て気になった映画があります。
The Pursuit of Happynessというウィル・スミス主演のドラマ。

実話を元にした作品だそうなんですが、仕事はなし、すむところもなし、で、一人息子を抱えて奔走する男性をウィルが演じるんですけど、これは見たい!!

自分の好きなドラマものであり、かつ、興味のあるソウルなんかにも通じる黒人男性、黒人のファミリーの物語。
感動的なドラマっぽくて今から楽しみにしています。こっちでは12月15日に公開ってことで、ウィルがオスカーにノミネートされるか?と噂されているようです。

みなさんはこれから公開予定で気になっている作品はありますか??

お香

みんなお香って好きですか?
私も香りを楽しむのは初めにお香から入ろうと思ったんですよ。
でも、なんかあの煙でいぶす感じが好きでなかったり、
当初に選んだお香の香りがよくなかったのか、長続きしなかったんですね。

で、そのあとかなりのブランクを経て、友達がお香をプレゼントしてくれました。
彼女も海外のきつい香りのものは苦手、ということで、
日本のきつすぎない香りのものを送ってくれました。

日本のものっていうとお線香、って感じを思い浮かべちゃう人もいるかと思うんですが、
今はモダンな香りのものもどんどん出ているでしょう?
でもベースはサンダルウッドっぽい香りなのできつすぎない。
サンダルウッドっていわゆる「白檀」というやつですよ。

ちょっと調べてみたら

「豊かで甘くウッディーでオリエンタルな香りのサンダルウッドは、日本では白檀(びゃくだん)と言い、
古くから親しまれてきました。日本古来の香道では、香りをかぐことを「聞く」と表現します。
「聞香(もんこう)療法」というものがあり、頭痛、体調不良、腰痛、等の人に対し、
枕の下やよく使うバッグのなか等に香を入れて症状をやわらげたりすることが行われているそうです。
日本版のアロマテラピーですね。」

ここ→http://www.wellba.com/AROMA/oils/oil/sandalwood.html
からいただきました。

ということで、なーるほど。

だから私みたいなものには穏やかに効いて、リラックスできるのかな?

ちなみにサンダルウッドはストレスを和らげる効果、喉頭炎、喉の炎症による痛みに効果、抗炎症作用、殺菌作用があるのでニキビ、吹き出物に効果、さらに乾燥肌の人のトリートメントに有効だとか。

ありがたいことにここ最近トロントではいい天気で、でもあまり気温が上がっていないので、
夜なんかバルコニーに出るととっても気持ちいいんですね。

で、昨夜はサンダルウッドのお香を2本(外なので香りが広がりすぎてしまうので、部屋で焚くより多めに)焚いて、キャンドルのランタンに火を灯し、いすに沈み込んでゆーっくりとしました。

うちのバルコニーはいつも車の音とかが聞こえるんだけど、
慣れたせいもあってそれは気にならないんで、かなりリラックスです。

途中階下に猫が出現して眺めてみたり・・・

私はあんまり何もしないでボーっとするって言うのが出来ない性質なので、
たまにはこうやって何もしない、何も考えないって言う時間を作らないとだめだなあ、と思いました。

昨日、会社のお昼休みにオーガニックものを扱う店でお香を購入。
これは日本のではないけれど・・・
ジャスミンとか普通のもあるけど、ネーミングがおもしろくて、
ジャマイカン・ブリーズとか、クリシュナ何とか、とか、ガイアとか。
そういうのを一つ一つ香りを確かめながらいくつかセレクト。

部屋で焚いてみたら、けっこう煙がでるんですね。
でもその割にきつくない香りでした。

でもやっぱり私には和風のお香がいいみたい。

みんなもこういう香りが好き、とかありますか?

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