Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

July 2006

Lady in the Water

週末だというのに忙しく仕事をするはめに。疲れがたまって、家に帰ったとたん、だるくて何もする気がなくなった。
やばいなあ・・・

でも仕事帰りにシックス・センスなどでおなじみのM・ナイト・シャマラン監督最新作「Lady in the Water」(http://ladyinthewater.warnerbros.com/)を観てきました!

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こちらでは2週間くらい前かな?に公開されたばかりなんですが、やはり「パイレーツ・・・」強し。
あまりいい興行成績を収めてないようです。
うちらが見に行った映画館もすきすきだったからなあ。

日本版のオフィシャルサイトはこちら→
http://wwws.warnerbros.co.jp/ladyinthewater/
日本では秋に公開のようですね。

うちらも見に行く前にいろいろ、みた人の感想なんかを聞いていたのですが、やはり前作「ヴィレッジ」と同じで、好き嫌いがはっきり別れていました。

というのもこれまた前回と同じで、はっきり言って、「シックス・センス」のような こわさとかを求めている人は納得できないと思います。

ドラマがみたいって人のほうがきっと楽しめると思うな。

私は楽しめました。前回は「愛」の物語だったと勝手に解釈していますが、今回は うーん、全体的に こういう映画、何がテーマか、っていうのがなかなか難しいんですね・・・

前回は盲目の少女を演じたブライス・ダラス・ハワード(ロン・ハワード監督の娘さんですね)が今回はストーリーという謎の少女を演じています。
彼女の透き通るような肌、青白く、冷たそうな感じがすごかった。
前は可愛らしい感じだったけど、今回は無表情で、なんともいえない雰囲気です。

そしてもう一人、アパートの管理人役のポール・ジオマッティ。
「サイドウェイズ」で一躍有名になりましたね。
いまやすごい人気者で、これからもたくさんの作品に出演するようです。
決してかっこいいわけでもないんだけどね、でも彼が注目されるのは演技力と、その どこにでもいそうな感じ、
親近感、それを実にリアルに演じているからでしょうか。

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えー、作品についてはやはりスポイルするわけにはいかないのでここで話せませんが、ホラーを期待しているなら、見ないほうがいい、としかいえないですね。

監督はドラマを撮りたいんだろうけど、やっぱりシックス・センスの登場がすごかっただけあって、みんなまだ彼に同じような作品を求めているわけで。
でも私が彼がうまいと思うのは、だからって「僕はもうホラーものは撮らない、ドラマをやりたいんだ」っていうとか
「今回はホラーじゃないよ」なんていったりしないでしょう?
でもそれは彼の作戦だと思うんですね、やはり。
そうやって曖昧にしておいて「今回はどうなんだ?またホラーなの?」ということで人々が興味をもって見に行くでしょう?これは話題になるし、お金にもなるものね。

うーん、やはりすごいですね。抜け目ない、というか。
それでも今回はかなり苦戦してるんじゃないかなあ。
ホラーを期待してる人はもう彼の映画は見に行かない、とかいっちゃってるからね・・・

個人的には気に入りました。
なんか見落としたりしてそうなので、もう一度みたい、とちょっと思ったけど。
あと、個性的なキャラのチームワークっていうのはよかった。
監督も今回はアクターとしてかなりいい役で長く出てきます。
かなり若く見えなあと思ったら1970年生まれ。まだ36歳とかそのへんなんだね。

まあ、トレイラーをみるとやはりこわそうだけど、トレイラーとはずいぶん違う印象の作品だった、というのも私の感想です・・・ってこんなんでどんな映画かヒントになっているのか??
とりあえず日本では秋公開というので、秋までのお楽しみ!ですね。

何とか金曜・・・

って変な題名だけど、「何とか金曜までたどり着けた」ということです。
この1週間やけに長く感じたなあ・・・

とはいっても日本はもう金曜の夜でも、こっちはまだ朝なのだよおおお・・・
まだあと8時間くらいあるのよね。

今週はデイブもかなり忙しく、エマージェンシーの仕事で、
毎日残業。
8時半から6時くらいまで仕事でしてます。
日本で考えると普通かもしれないけどね、
こっちでは残業って本当にしないものなのでね・・・

私もそれで会社に居残っているわけですが、
やっぱり毎日これで、帰ってご飯作って明日のご飯の準備して、とかってなると疲れる・・・

なので今日は金曜で本当に嬉しい!
何事もなく今日が過ぎてくれればいいが・・・
(そして運良く早く帰れるといいな)

では今日一日頑張ります!

みなさんはよい金曜の夜&週末を過ごしてください!

疲れがとれない・・・

今日は水曜。
まだ週の半分だっていうのに朝からかなり疲れています。

同僚が休暇を取っているので、その分の仕事をやらなければいけないというのもある。
やはり普段手伝いはしているけれど、責任持って自分で全部やっているわけではないし、
先週同僚に「何か私が知っておくべきことはある?」ってきいても大したことを言われなかったので、
「なんだ、じゃ、大丈夫か」と思っていたら、プロジェクトの終わりの作業があったりで、
やたらと神経を使っている。

プラス自分の仕事のほうも締め切りが迫っていて、
あっちこっちを行き来している感じでとにかく忙しい。

これも2週間くらい前にいきなりもらった仕事なんだけど、
かなりタイトなスケジュールで進んでいて、
もちろん私たちはクライアントの望みどおりスムーズに早めに進行させようとしているのだけど、
クライアントがいろいろ変更をしたりして遅れている。
そんでもって「早くしろ」っていうんだからいやになるわな。
ま、そんなもんでしょうけどね。
それもとりあえず昨日一段落したけど、これで安心してはいられないのだ!
大体こういうときにまた緊急の変更とかがでてくるから。

睡眠時間も普通に取っているんだけど、疲れが全然取れず、
朝がとにかくだるく、眠い。
肉体的な疲れだけでなく、やっぱり精神的な疲れかな、これは。

デイブも今週はけっこう調子はいいものの、
やっぱり毎日気を使ったり心配したりしているからなあ・・・

ああ、私も休みがとりたい・・・
でも今週は休めないしね。
あと半分頑張るしかないか・・・

Vacation??

っていっても私の休暇ではないのです。残念ながら。

私の同僚が今週1週間まるまるお休みを取っています。
が、ちょうど忙しい時期にあたっちゃったのよねえ・・・
まあ、うちらの忙しい時期というのはあまり予想しにくいので仕方ないのだけど、
でも彼女が休暇をも申し出たのも2週間くらい前だから、
予想は出来たはずなんだが・・・
会社側としてだめとはいえなかったのか、大丈夫と判断したのか・・・

こっちは日本と違って大体は自分の好きなときに休みが取れるのです。
うちの会社では1年のうち10日間の有給。プラス5日間の病欠。

私も全然休みを取っていないので、長い休暇を取りたいけど、
10月に姉がくるまでとっておこうかと思っています。
なのでもうしばらくは我慢ですな。

日本はもうすぐお盆でみんなお休みになるけれど、どれくらい休みもらえているんでしょうか?
そしてみんなもう予定はたっていますか?

本当はうちの姉もお盆休みにトロントに来たい、なんていっていたんですが、
既に空席なし。
旅行会社曰く、皆さん半年前から予約しているんだそうで。
すごいねえ。

この夏、またはこの休みにこれやる!といった事などもぜひぜひ教えてください!

It's a Wonderful Life

It's a Wonderful Lifeを観ました。
邦題は「素晴らしき哉、人生!」ですね。
(http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/wonderful-life.html)
1946年の映画。

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もう有名すぎる作品ですが、私は今まで見たことがなかったのです。
デイブがずっと「いい映画だから見ろ」といっていたんで、ようやくです。
クリスマスの定番として知られていますが、こんな夏の日に観ました。

いやあ、やはり名作っていわれるだけありますね。
見ていてもそれほど古臭さを感じないのです。

主人公のジョージがやってきたことが最後に報われる、いい物語ですね。

ジョージの奥さん、メアリー役のドナ・リード、きれいですねえ。

あと天使のクラレンス!あの顔、いいねえ。
あの声も愛嬌があって、素敵です。

DVDにはスペシャルで監督フランク・キャプラや
ジョージ役のジェームズ・スチュワートのインタビューなんかもあって面白かったですね。
歳をとったジェームズ・スチュワート、やっぱりかなりふけてましたが、品のある顔立ちでしたねえ。

生きるってこと、自分はちっぽけだけど、でもいろんな人に影響を与えているんですね。
やはりこういう普遍的なテーマだからこそ時代を超えてこの作品が愛されているんでしょうね。

皆さんは既にご覧になっているかな?
まだ、という人はぜひ。

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India Arie: Testimony 1

India Arie(http://www.indiaarie.com/)
の新譜Testimony: Vol.1, Life & Relationshipを購入しました。

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彼女は既にこれが3枚目のアルバムなんですが、
私はデビューの「Acoustic Soul」は持っているけど、2枚目は持ってないんですね・・・
が、つい2週間くらい前かな?インディアがトロントでライブ!!

しかもオープニングアクトはこれまた私の好きなjacksoulってことで、
こりゃいくしかないでしょ!とチケットを前日くらいに購入したはいいけど、
当日、すごい体調悪くて・・・
結局迷いに迷って、行かなかったんですけどね・・・
行けばよかったなあ、と後悔。

このアルバムはそのあとに買って聴いたんだけどね、
つまりそのくらいこのアルバム気に入りました!

新人さんや今まで自分の知らなかったアーティストのアルバムを買って、
好きになると、やはりそのはじめのアルバムって印象が強いし、
次のアルバムが出て聴いたらなんか期待はずれだった、なんてこと、多くないですか?

けっこうそういうことが多かったんですが、
彼女のこの3枚目は違った!!まだ聴き込んではいないけど、すでにへヴィーローテーションですよ。
ファーストより気に入ったよ!

題名とかライナーノーツの彼女の言葉なんかを読んで、はじめの数曲を聴いたりすると、
ちょっと今回は暗くて重い感じかな?って思ったけど、
全体的にはファーストよりもっとリズミカルになってます。

ファーストは確かにアコースティック調が多かったけど、
今回はカントリーっぽいギターの調べもあり、レゲエ風あり、ちょっとゴスペル?風ありで盛りだくさん!

歌詞もいいね、やっぱり。
個人的には明るく、メッセージ性の強いBetter People,
I Chooseといった曲が好きです。
カバーのThe Heart Of The Matterもいいね。

これで2枚目も買わなければ!と思った私なのでした・・・
そして次に彼女がトロントに来たときは絶対見に行くぞー!!

16 Blocks

16 Blocksという映画を見ました。(http://www2.warnerbros.com/16blocks/index.html)
(日本語の作品紹介はこちらをどうぞ→http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/2064/films/06/16blocks.htm)

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ブルース・ウィリス主演のサスペンス。
こっちでは3月に公開、既にDVDになっているんですが、
日本では公開しないのかな??
ブルースが出てるのにねえ・・・

私は個人的にモス・デフが俳優としてかなり気になっているので、
それで借りてみたのですが、今回の彼もかなりよかった!
ある意味ブルースを食っちゃってるんじゃないかなあ。

「ミニミニ大作戦」での彼もよかったけどね。
ラッパーとしてのほうが有名だけど、最近は俳優業で忙しいようで、
これからも彼の出演作がたくさんまっているのです!
エミー賞も取ってるし、すごいですね。

で、ストーリーは上のリンクでみてもらうとして、
いわゆるダーティー・コップスのお話ですね。

ブルースはくたびれた警官の役がはまっているねえ。
でもやっぱりどんなに怪我をしても、潜り抜ける。
最後には「いいやつ」になってます。

ブルース&モス・デフの逃げるコンビとそれを追う警官たちとの対立を
ハラハラどきどきさせてみせて、とてもよかったと思う。

私には「スーパーマン」よりずっと面白い映画だったよ・・・

でねー、モス・デフの役がこれまたよい!
まあいろいろ小さな悪事は働いていたんだろうけど、
頑張って何とかやり直そうとしてる、けなげな青年の役。
話し方なんかはちょっと人をいらつかせるような独特の感じだけど、
これが愛嬌があるんだなあ。
で、「シアトルに行ってケーキを作るんだ。
自分のベイカリー・ショップを出すんだよ」なんて言うんですね。

人生にくたびれたブルースが「時は変わる、でも人間は変われない」といわれ、
「人はみんな変われるんだ」ってむきになって言うのも印象的。
最後の彼がブルースに贈ったギフトのメッセージ(?)もよかったしね。

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ぜひみんなにも観てほしいんだけど、日本公開はないのかなあ。
DVDくらいは発売になるとは思うけどねえ。
見た後、いい気分にしてくれました。
これはモス・デフの映画だよ。
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