Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

May 2006

The Commitments

1991年、アラン・パーカー監督作のThe Commitmentsをみました。
アイルランド・ダブリンの若者たちが集まってソウル・ミュージックのバンドを組みます。

その彼らの熱気!
ソウルへの憧れを語るシーンがほほえましい!

全員白人なわけですが、みんなのソウルが伝わってくる素敵な作品です。

リードシンガーを務めるデコの声のいいこと!
びっくりしました。

この作品はアイルランドのことをちょこっとしっていると
もっと作品に潜む背景なんかがわかりやすくなっておもしろいかと。

私は英語字幕付でみたけれど、アメリカ英語より理解するのが難しいですね。

ステージでのかっこいい顔と、ステージ裏での彼らの顔の違いが面白いこと。
お互い悪口言い合っているけれど、楽しそうです。

このバンドメンバー(というか出演者)のほとんどは素人で、
役者ではないんだろうですね。
監督がライブハウスを梯子して、スカウトしたりしたそうです。
でもみんな味がって、ほんと自然ですね。
あ、いってなかったけれど、演奏は彼らがしているんですよ。
歌も、楽器も。
その躍動感やライブの熱狂なんかがずっしりと伝わってきます。

アラン・パーカーが素人の出演者の個性を活かしていて、
みな愛嬌たっぷり。
プロ役者にはない味がでていますね。

バンドは今でもメンバーは変わっているようだけど続いているらしい。
(詳細はこちら

選曲も素敵ですね。サントラもでているので、こちらもぜひ。

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日本語の作品紹介では
http://britannia.cool.ne.jp/cinema/title/the_commitments.html
↑がアイルランドのことも織り交ぜて紹介されていておすすめです。

監督、アラン・パーカー、気になります。
彼については(英語だけど)ここをどうぞ。
音楽ものの作品を取ることで有名ですが(マドンナのエヴィータなど)
これは若者の苛立ちや迷い、そしてエネルギーや
彼らの若者特有の(?)いい加減さなどの一瞬を切り取っているところが
素晴らしいな、と思いました。

皆さんはほかに音楽もののおすすめ映画ってありますか?
私は「ブラス!」なんかがこれとも似通ったものがあって、
好きですが・・・

これも日常??

今日は月曜日。

でも私は今日仕事に行きません。
さぼったんじゃないのよ。

先週、木・金と、うちの会社の入っているビル全体がもうとにかく暑い。
運悪く、窓が開けられないビルなので、空気も悪いし、
新鮮な空気を入れることも出来ず、サウナ状態。

しかも私はPC4台プラススキャナー4台もある狭い部屋で
スキャナー回し。他の部屋に比べてもかなり暑いです。

どうやらエアコンの冷却機とでもいうのかな?
まあ、ビルのエアコンのシステムのパートの一部が壊れていて、
エアコンが作動してないらしい。

トロントもここ1週間はいい天気で、外はそれほど暑くはないけれど、
既に30度近い気温まで上がっているので、
中は蒸します。
そこでこのエアコントラブル!
木曜にビルディングマネージャーに行くと「明日には直るはず」って言ってたけど、
結局金曜になって火曜日まで直らないことが判明。

で、副社長が「忙しくない人は月曜会社来なくてもいいよ」って言ったので、
今日はお休み!
デイブはかわいそうに会社に行かなければならないけど。

このビルもトロントの大きなモールを所有しているかなり大きな会社の
持ち物のひとつなのに、この管理ですよ。
日本では考えられないよなー。
しかもたくさんのドクターズオフィスとかが入ってるっていうのにね。


あと今朝ニュースを見てたら、TTCが運行してないっていうじゃないですか!
TTCっていうのはトロントの公共交通機関。
JRと比較するとあまりにちっさいけど、トロントの交通を担うサービスです。

今までもストの噂は何度もあったけど、いつもとりあえず切り抜けてきてたのに、
今度は前触れもなしにいきなりです。

うちらは運良く車を持っているからいいけれど、
前は毎日TTCで出勤、お出かけしていたので、
今日会社に行く足のない人たちの怒りがよーくわかります。

1回乗るのに$2.75も払って、たいしたサービス向上もないTTC。
で、この始末。
まったく客を大事に思っていないですね。
日本ではストって、特に大きな会社や組織ではまずおきないけれど
こっちでは学校の先生やワーカーたちもストをするくらいだからね。

それにしてもねえ・・・
ほんとこういうのを聞くと、日本はシステムもちゃんとしてるし、
サービスもちゃんとしてるし、すごいなあ、って思う。

今日はついでにうちのアパートのお湯が昨日の夜10時半くらいから出てません。
ついでにいうと、先週会社から帰ってくると地下の駐車場が真っ暗。
しばらく電気使えず。
同じ週にアパートの警報アラームがなっていて、とにかくうるさい。
どうやらなにかあったらしい。
いつもはすぐに管理人さんが何とかしてくれるけど、
管理人さんがこんなときに限ってバケーション中でいない。
消防車が6台も駆けつける騒ぎに。
でも何も異常はなかったんだけど、消防士さんもアラームを解除できず。
うちらが会社から帰ってきたとき既にアラームがなっていたので、
どのくらい鳴り続けていたのかわからないけど、
うちらが帰ってきてから1時間以上は鳴ってたからね。かなり長いです。
みんなあまりのうるささでアパート内にいることが出来ず、外で待機。

こういうのもやっぱりカナダでしょう?
日本じゃちょっとないよねー。
まあ、こういうのにももう慣れっこになってしまいましたが。


・・・明日、会社はエアコンが効いて快適になってくれればいいな。

Inside Man

スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン、
クライヴ・オーウェン、ジョディー・フォスター出演の
Inside Manインサイド・マン)をようやく映画館まで足を運んでみてきました!

いやー、これまたよいですよ。
スパイク作品に多い黒人関係ではないけれど、
やはり彼が素晴らしい監督であることの変わりはなし!
ところどころ、やはりracialなジョークとかが出てくるんだけども。

豪華キャストの演技も素晴らしかったです。
クライヴ・オーウェン、あまり好きではないけど、
いい演技してましたねー。

デンゼル・ワシントンはもうさすがの貫禄。
でもちょっと年とってきたなあ、という感じでしたね。

ジョディー・フォスターはまさに彼女らしい強くて賢い女性像。
でも今まではあまり容姿や服装にこだわるような
女性の役をあまりしてなかったような印象のあるジョディー。
今回はキリっと、でもフェミニンなスカートスーツ姿にヒールです。
彼女がしてるネックレスが素敵だった。

ストーリーについてはここでは触れないけれど、
よかったです。
私、こういうの好き。
見ていてだれたりもしないし、さすがです。

もともとロン・ハワードが監督するはずだったらしいね、これ。

それにしても、やはりスパイクの作品ということで、
簡単に見て取れるストーリー上のものだけではない「なにか」が
ストーリーの裏に隠されているのではないか?と思ってしまうのね。
そういうこともあったぜひもう一度じっくり見たい、と思わせる作品です。

日本でももうすぐ公開なのかな?
おすすめですよ、ぜひ!

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気に入った作品についてはいろいろリサーチをするのが好きな私。
今回もキャストや監督のインタビューを探してみました。
日本語のがよかったんだけど、あんまりないのね。
なので下にあるリンクは一つを除いて全て英語です、あしからず。

作品について、racialなジョークなどについてかかれてあって
興味深い日本語の紹介ページ。
http://yousworld.com/ny/htm/harlem.htm

Jodie Foster Interview
(今回の役について、フェミニストについてなど、興味深いインタビュー)
http://www.blackfilm.com/20060317/features/jodiefoster1.shtml

Denzel Washington Interview
(あんまり長くないです。彼は質問にきちんとした答えをするのを
うまく避けている、という感じがします)
http://www.cinecon.com/news.php?id=0603212

Spike Lee Interview
(これも興味深いインタビュー。なんと撮影は4週間という
短い期間しかなかったとは意外)
http://www.indielondon.co.uk/Film-Review/inside-man-spike-lee-interview

I've Gotta Get Over It

最近週末もぜんぜん休んだ気がしない・・・
仕事が休みなのはもちろん嬉しいけどね。

デイブの調子次第で週末がどうなるかが決まる。
調子の悪いときはやっぱり落ち込んで、気も使うし、
やっぱりいらいらしたりしてしまうのですね・・・

先週末も実はそんな感じでかなりストレスを感じた週末だったけど、
今週末はこちらは月曜がVictoria Dayってことで、3連休。
前なら文句なしに「Yeah!!!」って喜べてたけど、
今はそうもいかない。

仕事のほうは忙しかったプロジェクトも郵便物が減ってきたので
この先はそれほど忙しくはならないとは思うが、
やっぱり相棒(あのトラブルメイカーの)の気分ひとつで
仕事する雰囲気が左右されるので、やっぱり疲れる。
今週はたしか月曜は来なくて、火曜と水曜だけきて、木・金とこなかった。
で、火曜に来たとき、
「オレ、来週からパートで働く」と言い出した。

あ、このパターン、どっかでみたぞ!
と思った。これはまさしく前クビにされたデータ入力の女の子と同じです。
でも詳しく聞くと、他の仕事を見つけたらしい。
彼はDJをしたり、自分で音楽(PCを使ってハウスみたいな音楽)
を作ったりもしてるので、ステージの音響システムの設定だか
なんだか詳しいことはよくわからんが、そういう仕事なんだそうな。

まあその方が彼にはずっとあっているし、
彼にとってもやりたいことだと思うから、いいとは思うけどね。

でも週3日間、うちの会社で働くとかで、微妙だよなあ・・・
しかも来週から、とかいって、今週も結局2日しか来なかったしね。

話をしててどうやら労働ということにたいして既にburnt outしている様子。
ってまだ30にもなってないのに!!
他の同僚は「lazyなだけだよ」とか言ってるけど。

本音を言えば、週3日でパートとかいいつつ、来ないなら
やめてくれたほうがずっと仕事がやりやすいんだけどなあ・・・

ほんと、仕事でもプライベートでも気を使いすぎてるのか、
八方塞な感じで、なぜか「何か突破しなければ!」という焦りを感じる
今日この頃。

さて、どう突破しましょうか・・・

Missing In America :Movie

Missing In Americaという映画を見ました。

2005年公開の作品で、レンタルショップで目について、
面白そうなので借りました。
ダニー・グローバー主演、リンダ・ハミルトン、
デイヴィッド・ストラザーン、ロン・パールマン出演のドラマです。

ベトナム戦争を経験し、一人孤独に森に住む元兵士のジェイクが
昔の自分の部下(ベトナムでの)がいきなりあらわれ、
彼の娘と暮らすことになって、そこから彼の生活が変わり、
戦争でのきずが癒される?
というような、まあべたなストーリーなんですが、
最近こういうベタなのがかなり少なくなった気がするので、
ある意味新鮮ですよ。
でもいいドラマです!
地味なのでこっちでも全然話題になっていなかったけれど、
(日本でもたぶん公開はしないだろうなあ)
こういうドラマこそもっと公開するべきなのになあ、と思う。

私はダニー・グローバー、ちょっと気になっていたのですよ。
理由もなんもないんだが。
味のあるいい顔してますね、彼。
リーサル・ウェポンなんかで知られているけれど、
私はカラー・パープルが印象的だったな。
今回は頑固で気難しい、でも、根は優しい、という役がぴったりでした。

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まあストーリーとしては少女を通して、
彼が少しずつ心を開いて、今まで間接的にしか接していなかった
他の森の住民(みなベトナム経験者)と交流するくだりなんかを
もっと深く掘り下げて描いてくれたらもっといい映画になったと思うけど、
まあこの作品のポイントは「少女とベテラン」なわけだからね。

最後、ジェイクがワシントンDCのベトナム戦争記念碑を訪れるシーン
はやっぱりちょっと胸が熱くなりましたね。

日本ではこれは見れないかもしれないけど、
もしみれるようなら、ぜひ!

最近試したスキンケア商品

男性諸君にはまず「すまん!」といっておきましょう。
またスキンケアについてです・・・ladiesももうあきれてるかな?

とりあえず最近またすごい肌荒れでえらいことになっていたので、
いろいろ試しました。その後報告でございます!

まずはDRUIDEというオーガニック・スキンケアブランドのFace Tonerを購入。
私、あんまりさらさらした化粧水ではなんか物足りない気がするのです。
これはある意味ちょっと粘着力のある感じです。でもべたつくわけではないのよ。

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これ、ライスプロテインとカモミールが配合されているとかで、いい感じです。
ストレスで荒れに荒れた私の肌に潤いを与えてくれました!
ロゴもいかにもオーがニックな感じ。
パッケージもトナーのゴールドとこのロゴの組み合わせが素敵!
でも日本では購入できないかも・・・
値段もお手ごろなのにかなりいいパフォーマンスをしてくれるので、
トナーだけでなく他のも試してみたいな、と思ってます。


LA ROCHE-POSAYは日本でも買えます!ちょっと高いかもしれないが。
TOLERIANEというシリーズを皮膚科の先生からすすめられ、
前から気になっていたこともあり、迷わず購入!
LA ROCHE-POSAYは皮膚科でも推薦されてるだけあって、
私みたいな敏感肌にもよいらしい。
ちなみにフランス発です。
今回はすすめられたクレンザーとクリームを購入。
使ううちに敏感肌に抵抗力をもたらしてくれるそうです。
このブランドの日焼け止めもいいってきいたんで、気になる!

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これもパッケージが私の大好きなターコイズブルーがシンプルでクリーンな
感じで気に入ってます。


Jurliqueは前に紹介するね、といいつつしてなかったね。
ドイツ人夫婦が開発、オーストラリアで生産されているこれもオーガニックスキンケアブランド。
ドライスキン用のお試しセットみたいのを試したんだけどどれも香りがいいんですねー。
OPC Make-up Removerは敏感肌にもOKというけど、
いまいち落ちた感じがあまりしないのですよね・・・
サンプルで試したFoaming Facial Cleanserは使った後、肌が柔らかなくなる感じがしてよかったけど。
でもこれではメイク落しにはならないっぽいけど・・・

Day Care Face Creamはこれはいいね。つけたてはかなり濃い感じだけど、
しばらくすればさらっとしてきます。
これも柔らかないい香り。これがお試しセットの中で一番気に入ったかな。

Pure Rosewater Freshenerはねー、人気商品だそうですけど、
私にはちょっとあってないみたい・・・
香りはバラの香りで非常に素敵なんですが、スプレータイプなのね。
私は化粧水はバシャバシャつけたいので、スプレーって物足りない・・・
それにバラの成分が私にはきついのか、ちょっと肌にしみる感じあり。

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でもjurliqueのシャンプーとか、すごいいんだよね。高いけど・・・

あとお馴染みのWELEDA
Calendula Baby Lotion、日本ではカレンドラベビーミルクローションと呼ばれてるようですが、クリームに続いてこれも購入。
クリームはちょっとあまりにthickで重い感じなので、
ローションは軽めでいいです。といってもけっこうべたつきます。
そのかわり、潤います。

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最後に・・・
皮膚科で処方されたローションは市販のローションに、
薬品を混ぜたというものなんだけど、これを3本くらい使っていたんだけど、
3本目を使い始めて調子悪くなったんですよ。
というのはつけるとしみるんですよ。しかも鼻につくような臭いもする。
で使うのをやめて、この間皮膚科に行った時に持っていって先生にみせたら、
先生臭いをかいで「これはアルコールが入ってるわね」と一言。
しかもはいってるべきではないのにですよ。
やっぱりなあ、これだからカナダはこわいよ。
そういうことで、薬局に行って今度はきちんと説明して
ようやくちゃんとした処方のローションが手に入りました。
めでたし、めでたし。

Underworld : Evolution

ケイト・ベッキンセールがヴァンパイアに扮した
ダークでクールなアクション映画
Underworld :Evolution(日本版はこちら)、つまり続編ですね、を見ましたよー。

今回は彼女の家族が殺害された謎や彼女の幼いころの記憶
なんかを追っていく感じ。

あと今回は前よりもっとバイオレンス度高し、という気がしました。
エンターテイメントとしてはそれなりに楽しめます。
個人的にはやっぱりオリジナルが好きですねー。
なんか今回はオリジナルにあったスピード感やそのキレ味が
なくなってしまったように思う。

それに主人公のセリーンとヴァンパイアとライカンの混血種マイケル
(セリーンの恋人っていっていいんだよね?)が中心になるはずが、
どうも悪役?のマーカスにお株を取られちゃってる感じも
しないでもないんだけどなあ・・・

まあ、映画としては謎あり、アクションあり、バイオレンスあり、
ロマンスあり、で、お得な作品、なのかもしれないけどね。

やっぱりケイト・ベッキンセールの美しさが印象的だったな。

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みなさんもこれ、見たかな??
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