最近はあまり聴いていませんが、前はかなり好きでよく聞いていたカナダ人シンガーのサラ・マクラクランの2006年のクリスマス・アルバム「Wintersong」を紹介します。
http://www.sarahmclachlan.com/
彼女は女性アーティストばかりを集めたミュージカルフェスティバルのリリスフェアの発起人としても知られていますが(来年夏にまた開催されるとか、楽しみ!)、
私は93年のアルバム「Fumbling Towards Ecstasy」が一番彼女らしくて好きです。↓こちら
Fumbling Towards Ecstasy
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Sarah Mclachlan サラ・マクラクラン / Fumbling Towards Ecstasy - Legacy Edition 国内盤
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最近の彼女はきれい過ぎる感じがします・・・前はもっと毒気のある危なっかしい、そして暗くも美しい曲が、本当に素晴らしかったんだけれどな・・・
このクリスマス・アルバムも彼女の美しい歌声が十分に発揮されていますが、私個人的にはきれい過ぎて、ちょっと物足りない感じもしないでもないです。
収録曲は以下。
1. Happy Xmas (War Is Over)
2. What Child Is This (Greensleeves)
3. River
4. Wintersong
5. I'll Be Home For Christmas
6. O Little Town of Bethlehem
7. The First Noel / Mary Mary
8. Silent Night
9. Song For a Winter's Night
10. Have Yourself a Merry Little Christmas
11. In the Bleak Mid Winter
12. Christmas Time Is Here
ジョン・レノンの「Happy Xmas」も、うーん、悪くはないんだけれど、やっぱりパンチにかけるかな?
そういう意味ではアルバムタイトルにもなっている「Wintersong 」みたいな静か目な曲のほうが彼女らしさがよく出ていていいと思います。
「River」はジョニ・ミッチェルのカバー曲。いい曲ですね。
このYouTubeのライブバージョンではサラずいぶんご機嫌で話していますね。ジョニ・ミッチェルにあったときのエピソードなどが披露されています。
ゴードン・ライトフットの「Song for a Winter's Night」のカバーもいいです。コーラスアレンジとかも素敵です。
あとはもちろんトラディショナルなクリスマス・ソングスの数々も実に美しいです。
全体的にしっとりおとなしめの選曲、アレンジなのでちょっと飽きてくる感じもありますが、でも多分世間受けはするんじゃないかな、と思います。
エンヤとかサラ・ブライトマンなんかが好きな人とかにおすすめです。